現実路線へシフトチェンジ

11/11~11/17

先週は…5日に米大統領選挙投開票され、米東部時間6日午前5時半(日本時間午後7時半)過ぎに、カマラ・ハリス候補と接戦という予想を覆して、ドナルド・トランプ前大統領の勝利が確実となりました。あとで考えると、日米ともにメディアは民主党支持者が多く、世論調査にもバイアスがかかっていたような気がします。週が明けて、今週は日本でも国会で総理大臣指名選挙が行われ、衆議院の一回目の投票結果は221票で石破総裁、決選投票でも同じ221票で石破総理大臣が103代目の首相に選出されました。そんななか、私が驚いたのは「首班指名結果はどうなったかしら?」とニュースを見ると、いきなり国民民主の玉木代表が謝罪しているではありませんか!玉木氏といえば、いまキャスティングボートを握っているという「時の人」のはずなのですが、なんと!不倫会見でした。海外では政治家の不倫は日本ほど問われないようですが、最近の日本の風潮では特に不倫には厳しいようです。謝るのなら玉木氏も代表を辞めればいいのですが、「仕事とプライベートは別だ」という論理で代表は続けるとのこと。「それなら謝罪などするべきではないでしょう」ツッコミを入れつつも、ちょうど絶妙にインパクトがあるタイミングの謝罪会見に国政への期待がだだ下がりになってしまいました。またしばらくこのネタで持ちきりになるのは、勘弁してもらいたいですね。といいつつ、今回、「瑛利奈の今週の運勢」の更新が遅くなり、申し訳ありませんでした。

11日(月)…今週の星の配置は週末に太陽と天王星のオポジション(180°)がありますが、それ以外に太陽の重要なアスペクト(星同士の関係)はありません。あまり活発な動きのある一週間ではないようです。特に11日は午前10時39分に魚座の月が土星とコンジャンクション(0°)という抑制的な絡みがあり、午後10時16分に月が太陽とトライン(120°)という調和座相を作って一日が終わります。

12日(火)は…午前3時25分、愛の星=金星が山羊座へ入場します。これより、山羊座さん、牡牛座さん、乙女座さんは愛のチャンスです。月のサインは前日から引き続き魚座、第3デークに入ります。午前8時前から午後3時過ぎまで、月が天王星とセキスタイル(60°)、海王星とコンジャンクション(0°)、冥王星とセキスタイル(60°)を作り、活発な動きです。前から引き続いた仕事の総ざらえといった感じで、ピッチが上がるでしょう。午後3時25分、月は牡羊座へ入場。ここからは個人技の時間となりそうです。仕事や人間関係のアピールをしたり、午後4時29分には月は先ほど山羊座へ入ったばかりの金星とスクエア(90°)を作って、ボヤキの時間だったり…。午後10時21分には射手座の水星が土星とスクエア(90°)に。あまり先進的な企画や考え方は周囲に受け入れられないようです。

13日(水)も牡羊座の月が続きます。月以外のアスペクト(星同士の関係)はない一日です。午後になってから、1時18分、月は水星とトライン(120°)、午後10時50分には月は木星とセキスタイル(30°)を作って、安らかに一日が終わりそうです。

14日(木)も惑星のメジャーアスペクト(惑星同士の一義的な関係)はなく、午前11時43分の太陽と小惑星=セレスのセキスタイル(60°)が目立ちます。小惑星=セレスは癒やしの小惑星です。このところの忙しさから、人々は「癒やし」を求めているようです。午後3時58分から月は牡牛座へ。牡牛座は「所有のハウス」を支配しているので、ショッピング日和といえるでしょう。また、牡牛座はグルメでもあり、特に月と金星がトライン(120°)を作る午後9時12分前後はデートや食事など、楽しい時間を過ごせそうです。

15日(金)の月も牡牛座です。15日は午後2時6分の金星と小惑星=ジュノーのセキスタイル(60°)が異彩を放っています。小惑星=ジュノーは不倫や浮気など、モラルに厳しい星です。人権問題や裏金などの問題で議論が過熱する暗示です。午後11時20分には今年(2024年)6月30日から逆行していた土星が順行し始めます。ここから世の中の規律が厳しくなり、管理者としての土星の真骨頂発揮の時期となります。

16日(土)は午前6時28分、満月です。月の度数は牡牛座の24度、太陽は蠍座の24度になります。これにて、米大統領選や日本の石破総理誕生など、一連の新しい出来事が一件落着というところでしょうか。最近の出来事の盛り上がりもピークです。午後4時8分には月は双子座へ入ります。

17日(日)は午前11時44分、今週唯一の太陽の重要なアスペクト、太陽と天王星のオポジション(180°)が形成されます。これは、今までの流れが変わる大きな分岐点になるといっていいでしょう。しかし、この時刻のチャートを観ると、太陽と天王星のオポジション(180°)を取り持つ「調停座相」といわれる位置に海王星は太陽に、冥王星は土星にトライン(120°)を作っています。同じ17日、午後になると、双子座の月は土星、水星、木星とT時スクエア(90°)を形成します。金星、火星以外、太陽系の8つの天体が総動員して、変化を後押しするのです。これでは…日本、いや世界は変わらざるを得ないですね。日本の秋分図では太陽と天王星のオポジション(180°)が労働環境のハウスで起きているので、103万円の壁が突破されるのは時間の問題かもしれませんね。

今週は…12日、金星が山羊座へ入場、15日には土星順行、最終日の17日には太陽と天王星のオポジション(180°)があります。これまでの変化は精神的だったり、抽象的だったりしましたが、今回は現実的な問題で具体的な形で答えが出る可能性もあります。これからはもう少しシビアにシフトチェンジして生きていかなければならない時代なのかもしれません。

NOV 12 2024

瑛利奈

(C)ELINA