日本も米国もリーダー不在の週

11/4~11/10

今週は、日本もアメリカも次のリーダーが誰になるのか?わからないまま、一週間が始まります。先週は…11月1日、金曜日の夜半に新月となり、これまでの月のサイクルがリセットされ、ここから本気モードにスイッチが入ったような気がします。今週になって、金星に次いで水星も射手座へ入り、4日の午後から火星も獅子座へ入ります。次第に火のエレメントの割合が多くなって、人々も次第に政治に関心が向いていくようです。

4日(月)は…午前0時24分の金星と木星のオポジション(180°)から始まります。いくら金星と木星といっても、オポジション(180°)では幸運が空回りするばかりで、出費ばかりが嵩んで手にするものは少ないアスペクト(星同士の関係)です。午後1時9分になると、火星が獅子座へ入ってきます。10日ほど前までは、水と地のサイン(マイナスサイン)に※が固まって、受動的に沈滞している印象だったのが、4日は月の射手座も加わって、行動的で自己主張もハッキリしてくるでしょう。

5日(火)午前2時35分、太陽と土星がトライン(120°)を作ります。これが今週太陽が作る唯一の好調座相です。好調とはいえ、相手が土星ですから、非常に現実的に現状を把握するアスペクト(星同士の関係)です。米大統領選は日本時間でみると5日の夜からになりますが、地に足を着けて大統領選に臨むのはよかったのかもしれません。

6日(水)は…午前0時17分から月は山羊座。より現実的なアングルに視線が向けられそうです。月と小惑星=ジュノーのセキスタイル(60°)や、月と小惑星=ベスタのスクエア(90°)。それに加えて、午後2時台には水星が小惑星=ベスタとセセキスタイル(60°)を作ります。米大統領選の候補者、トランプ氏とハリス氏はともに太陽が風のサインの第3デークになるので、本当は二人は相性が良さそうなのですが…。特に水星が小惑星=ベスタとセセキスタイル(60°)は…「負担が重いのはゴメンだ!」的な気分のアスペクト(星同士の関係)なので、スケールの大きな野望を語っても有利には働かなそうな日です。もうちょっと夢のある星の配置の日に大統領選をしたかったですね。今回も接戦なので、結果が出るには4日くらいかかるらしいです。

7日(木)も引き続き月は山羊座です。一日を通じて、癒やしの小惑星=セレスがちょいちょい顔を出してきます。「疲れたよ~!」と、世界中の人々が安らぎを求めているかのようです。また、午後には賢者の彗星=キローンが月とスクエア(90°)や、小惑星=セレスとこちらもスクエア(90°)を作るのが気になります。これは…賢者のアドバイスが裏目に出る暗示です。解ったようなことを言う人ほど、物事の深層が把握できていないのかもしれません。

8日(金)になると、良好なアスペクト(星同士の関係)が増えてきます。午前7時57分までの月は山羊座ですが、月が天王星、海王星、冥王星と好調に絡んで、新たな方向に舵を切りそうな日です。午前7時57分から月は水瓶座です。午前11時20分に金星と天王星がインコンジャクト(150°)というストレスの多いアスペクト(星同士の関係)を形成します。「とりあえず現状では決められない」という意味です。午後6時11分になると、またもや義務を表す小惑星=ベスタが登場して、月とトライン(120°)を作ります。「重い義務を果たすこと」にばかり関心が行く日です。小惑星=ベスタは「国防」という意味もあります。

9日(土)の深夜2時55分、半月です。1日の新月からなんとか一週間が過ぎ、あれからの出来事を総括するタイミングに。その後、月と木星のトライン(120°)というラッキーなアスペクト(星同士の関係)もありますが、一日の最後の午後10時15分、金星と海王星がスクエア(90°)を作ります。またもやゴールを見失ったり、勘違いする人が続出しそうです。理想に手が届かないのを実感する時です。

10日(日)の月は水瓶座の第3デークに。午前9時23分、月が金星とセキスタイル(60°)を作って、ようやく寛(くつろ)げる日曜日になりそうです。午後12時59分から月は魚座へ入ります。午後5時10分、自己主張の小惑星=ジュノーが月とトライン(120°)を形成。また、いいたいことや表現したいことを思いつくでしょう。困難が去った後、「あれもしとけばよかった!」などと、思い出すかも。

今週一週間は抑え気味な星の配置が続きます。秋が深まって、内省的な気分になるのでしょうか。こんな時は秋の夜長を静かに楽しむのにいいかもしれません。考えたことややりたいことを記録に残しておくといいでしょう。

NOV 4 2024

瑛利奈

(C)ELINA