新月へ向かう一週間

7/29~8/4

先週は…パリオリンピックが26日(日本時間の27日)に開幕しました。開会式の当日早朝には高速鉄道(TGV)が放火されるなどのテロ事件も。しかし、その後はオリンピックのニュースで盛り上がっています。日本国内はまだ7月にもかかわらず、異例の猛暑のため、各地で最高気温を更新しているようです。今週の星の動きはヤマ場が多かった先週とは反対に、太陽始め惑星同士のアスペクト(星同士の関係)は8月2日の金星と天王星のスクエア(90°)のみで、ダイナミックな動きはありません。

29日(月)…今週の月は牡牛座の第2デークから。一日を通じて好調なアスペクト(星同士の関係)は午前10時42分の月と土星のセキスタイル(60°)のみです。29日は猛暑ですが、月と義務の小惑星=ベスタのスクエア(90°)や月と金星のスクエア(90°)など、星を観ただけでもダルくなりそうな一日です。

30日(火)になると、月はいいところへ入ってきます。午前0時47分には月と天王星と合(0°)、午前5時59分には月と海王星のセキスタイル(60°)を作って、弾みが出てきそうです。午前6時27分に月は双子座へ入場。その後、月は冥王星とトライン(120°)、火星とコンジャンクション(0°)、太陽とセキスタイル(60°)など、活発で刺激的な一日になりそうです。

31日(水)は…午前7時44分の月と木星のコンジャンクション(0°)がベストタイムです。午後3時41分の月と土星のスクエア(90°)は物事がうまく行きにくいタイミング。書類の申請や提案などは避けたい時間帯です。午後5時47分には太陽がドラゴンヘッドとトライン(120°)を形成。人の和が広がる時間帯です。SNSに記事をアップするには最高のときです。

8月1日…いつもなら「早くも8月」と書くところですが、今年は「えーっ、まだ8月じゃなかったの!」と言いたくなる暑さが続いています。8月はまあまあの配置でスタート。午前2時32分の月と金星のセキスタイル(60°)などがラッキーな時間帯です。しかし、月と海王星がスクエア(90°)だったり、太陽と小惑星=セレスがインコンジャクト(150°)など、イマイチ引っかかる配置が目立ちます。午後12時18分から月は蟹座へ入場して水星とセキスタイル(60°)を作るなど、午後の方が手続きが順調に進みやすいでしょう。

2日(金)は一日を通じて月は蟹座です。午後0時18分、双子座の火星がドラゴンテイルとトライン(120°)に。ドラゴンヘッドと違い、ドラゴンテイルは内向きなポイントです。オリンピックの競技ではどうなるのでしょう?公共の場で排他的な動きが出るかもしれません。午後10時20分には今週唯一の惑星同士のアスペクト(星同士の関係)、金星と天王星のスクエア(90°)が起きます。これは…「分裂」を意味します。組織や友人関係、恋人同士でも新しい関係を模索し始めることも。ちょうど金曜日の夜になりますが、好きな人に告白するのは控えたほうがいいかもしれません。

3日(土)も蟹座の月が続きます。午前8時過ぎまでに、月は小惑星=パラスや彗星=キローン、火星などと微妙な関係で絡みます。何か不満なことがあって、「現状を打破したい!」とか、「改革を!」と言いたげな気配です。午後12時51分には火星が小惑星=セレスとインコンジャクト(150°)を作って、流れの腰が折れてしまいます。午後2時16分には月は天王星とセキスタイル(60°)、午後7時31分には海王星とトライン(120°)を作って、順調な流れが復活します。午後8時9分から月は獅子座へ入場します。

4日(日)…獅子座の月は午後2時53分、火星とセキスタイル(60°)を作って、活動的な日曜日です。その後、次第に新月に向かいます。午後8時12分、獅子座の新月です。オリンピックの途中ではありますが、世界の流れはここでリセットされることに。これからの世界の力関係など、世界地図は大きく書き替えられるかもしれません。

今週はダイナミックな星の動きは皆無です。これまでに出尽くしたテーマを前提としたところから、流れを引き継ぐ週といえそうです。パリ・オリンピックを観戦して、睡眠不足になる方も多いと思いますが、こんな時こそしっかりとペースを守って自分の計画をコツコツ進めて行きたいものです。

JUL 29 2024

瑛利奈

(C)ELINA