水星順行と水瓶座の太陽

1/16~1/22

今年1月15日、日本で新型コロナウイルスが確認されてからちょうど三年になります。また今週は…ドル円127円台という7ヶ月ぶりの円高を記録して週が明けました。しかし、今週の星の動きは、太陽、月と8つの惑星が作るアスペクト(星同士の関係)はコンジャンクション(0°)のみで、一週間を通じて、動きの少ない物になります。

16日(月)は…蠍座第1デークの月から始まります。月が重要な天体と作るメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)は午後12時46分の月と水星のセキスタイル(60°)のみで、これといった方向性の見えない週明けになります。

17日(火)は…午前0時16分に月が牡牛座の天王星とオポジション(180°)を形成。ロマンティックな雰囲気で一日が始まります。その後、午前4時9分には月は金星とスクエア(90°)、午後2時47分には月は海王星とトライン(120°)を作り、ロマンの雰囲気はさらに広がります。同情心や理想主義などの感情に左右されやすい一日になりそうです。午後4時27分、月は土星とスクエア(90°)に。これ以降、物事の展開はシリアスになっていくでしょう。

18日(水)は午前2時32分から月は射手座へ入ります。午前8時台、珍しく木星が登場してきます。午前8時4分、愛の星=金星が木星とセミスクエア(45°)という金銭トラブルのアスペクト(星同士の関係)を形成。午前8時41分には、月は木星とトライン(120°)に。午後4時38分には月は火星とオポジション(180°)を作ります。一日を通じてオーバーアクション、そして、出費が嵩(かさ)みそうです。午後10時11分、昨年(2022年)12月29日から逆行していた水星が順行に向きを変えます。これによりようやく話し合いや契約事など、万事が順調に稼働し始めるでしょう。午後11時44分、太陽が冥王星とコンジャンクション(0°)に。度数は山羊座の28度です。これが山羊座の太陽の最後の仕事になります。18日(水)は…昨年末以来の太陽が山羊座に入ってからの出来事の集大成ともいうべき答えが見つかる日です。深夜に向かう時間帯ですから、結果が明らかになるのは明朝以降ということですね。18日は…ひとつの節目となるような重要な一日といえるでしょう。

19日(木)は…星同士の大きな動きは少ない一日です。もっぱら前日に明らかになった「答え」に対する方策を考える日です。午後の星は月が金星、土星とはセキスタイル(60°)で好調、小惑星=ベスタと海王星とはスクエア(90°)で不調です。実を取る選択をすれば、それなりに負担が重くなることに。

20日(金)午前4時11分、月が山羊座へ入ります。それとは反対に、午後5時29分には太陽が山羊座を抜けて、水瓶座へ入場します。これより水瓶座のシーズンの始まりです。月のアスペクト(星同士の関係)もこれ以降の方がよく、未来が見通せ、気持ちも落ち着いていくでしょう。

21日(土)は…金星と小惑星=ベスタのセミセキスタイル(30°)から始まって、午前3時54分、山羊座の月が天王星とトライン(120°)を形成します。夢に向かって前向きな一日です。午後3時24分、月は小惑星=ベスタとセキスタイル(60°)に。自分に厳しく、ストイックな生活を覚悟して、他人のために努力することがテーマとなる一日です。身近な例としては…ダイエットなどの摂生の生活も夢や目標があれば達成できる…こんな感じです。

22日(日)は…午前3時28分から月は水瓶座へ入ります。午前5時53分、月は太陽と合(0°)…新月です。ここから新しい時代、時代というとオーバーですが、新たな季節が始まります。もちろん私たちはこれから新しい景色を見ることになるでしょう。これからは風象サインの天体も太陽、月、金星、土星が水瓶座、火星は双子座という布陣になり、ホロスコープを形成する10個の天体のなか、5個までが風象サインです。風象サイン同士の仲もよく、順調な滑り出しです。

今週の太陽系は相互なダイナミックな作用は少なく、山羊座の水星を先頭にするボウル型というひとつの塊に纏まっていきます。各々が自分の持ち場や専門分野を深めていくスタイルといったらいいでしょう。羊の群れのような太陽系の惑星たちは小回りは利かないが、頑固に主体性を発揮していきます。月だけは動きが速いですが、その他の惑星は当分このフォーマットを守っていきます。そういいながらも、新たな時代の入口になりそうな今週の星です。

JAN 16 2023

瑛利奈

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