2/7~2/13
先週、北京オリンピックが開幕して、スポーツの話題が多くなりました。幾分か世の中の雰囲気が明るくなったような気もしますが、オミクロン株の猛威は相変わらず収まらないようです。そんななか、今週の星の動きは「これは!」と思うようなものもなく、平坦に推移していきます。
7日(月)は特に動きは少なく、月と惑星のメジャーアスペクト(第一義的な星同士の関係)は午前2時20分の月と冥王星のスクエア(90°)のみです。午前7時52分に月が牡牛座へ入ると、その後はこれといった月の絡みはありません。しかも、1月24日に火星が射手座から山羊座へ移動してから、火象サインゼロの状態が続いています。このところはメッセージ性のない、実務型の星です。
8日(火)は…今週のなかでは幸運を感じさせる華やかな一日です。まず、午前0時57分、月が幸運の惑星=木星とセキスタイル(60°)を形成します。この時間帯だと、ほぼ7日(月)の夜と考えた方がいいかもしれません。楽しい計画があるなら、前日から始動すべきでしょう。その後、朝9時までの間に月は火星、金星とトライン(120°)の好調座相を作ります。バレンタインの準備には最高ですね。なんなら、週明けから伏線を張り始めたら面白いかも。この日、午後11時57分、火星が天王星とトライン(120°)を作ります。ホロスコープにしてみると、火星と金星がひとつになって、月と天王星の合(0°)とダブルでトライン(120°)という形です。凶星といわれる天王星が入っていますが、今回はなにか化学反応を起こして、より楽しみが増すかもしれません。「ちょっと冒険してみるのもアリ」といった星の配置です。午後10時49分には半月。前回の新月から、もう一週間経ってしまったのですね。
9日(水)は…月が牡牛座の後半を通過します。魚座の海王星、山羊座の水星、冥王星と好調で物事が順調に運ぶ暗示です。この日の午前11時1分、これまで牡牛座にいた小惑星=セレスが双子座へ入場します。セレスは子育ての小惑星です。ケアのポイントが衣食住などの物質的なものから、より心のケアへと変わっていく暗示です。午後7時26分、月は双子座へ入ります。
10日(木)、主要なアスペクト(星同士の関係)は午前2時28分の月と木星のスクエア(90°)のみです。午後9時28分、太陽が海王星とセミセキスタイル(30°)を作ります。遠い未来のビジョンを思い描くにはいい日です。たまには現実を忘れて、夢を育てていくことを考えてみてはいかがですか?
11日(金)は建国記念の日で祝日です。午後5時22分に双子座の月が太陽とトライン(120°)の調和座相に。その後、午後11時52分に水星が冥王星と合(0°)を形成します。これは…少しイヤな配置です。今年1月16日に太陽が冥王星と合(0°)を作ったときにはトンガで大爆発がありましたが、今回は水星なので、さほど物理的なパワーはないでしょう。しかし、何かインパクトがある情報が漏洩したり、明らかになったりする可能性はありそうです。
12日(土)は午前8時26分から月は蟹座です。相変わらず星は小幅な動きです。午後3時38分、水星がドラゴンヘッドとトライン(120°)に。水星は情報通信を、ドラゴンヘッドはルータみたいなポイントですから、通信環境がスムーズになりそうです。友人関係で情報共有したり、必要事項のコンセンサスを取るなど、うってつけの日です。ランダムに友達の輪が広がるでしょう。
13日(日)、午前4時34分には月が木星とトライン(120°)の好調座相に。午前6時48分には月が天王星と、これもまたセキスタイル(60°)の好調座相を作ります。幸運な一日の始まりですが、午後1時21分以降はそうはいきません。火星、金星、土星、そして小惑星=ベスタが蟹座の月を妨害します。何かやりたいことがあったら、前日の12日(土)から昼前までに片付けた方がよさそうです。昼過ぎからはステイホームがいちばん無難かもしれません。
今週は大きなヤマ場がない星の配置が続きます。そのなかでも、いくつか月が木星や金星と好調座相を作りますので、そのタイミングに乗って動くといいでしょう。ラッキーな星のアスペクト(星同士の関係)を掴むには、幸運の女神と同じく、前もって準備しておくことが大切です。
FEB 7 2022
瑛利奈
(C)ELINA