7/5~7/11
先週は東海から関東地方にかかった梅雨前線の影響で豪雨が続きました。なかでも伊豆半島での被害が大きく、沼津市や熱海市に甚大な被害が出ました。特に伊豆山の土石流はツイッターの動画では、先週の火星、土星、天王星が不穏な配置にに書いたとおり、火星、土星、天王星のT字スクエアの破壊力を見せつけられました。被害に遭われた方、お見舞い申し上げます。また私達、首都圏に住む者にとって、この国道135号線はとてもなじみ深い道路でもあり、近くに友人がいたりなど、大きなショックを受けています。
先週のT字スクエアは…獅子座の火星が動いて、1日に土星とオポジション(180°)、4日に天王星とスクエア(90°)を形成して、つまり、火星が問題を引き起こした当事者でした。今週は…先週の火星と同じポイントへ、火星から遅れること5度の間隔で、今度は金星がやってきます。火星は闘いの惑星ですが、金星は愛の惑星です。象意は180度違います。実際にも火星は牡羊座の主星、金星は天秤座の主星と、角度的にも180度の関係です。ここから考えると、今週は先週とは違い、愛情問題や私達国民の心情がどう動くか?などがテーマになるものと思われます。
5日(月)の月は牡牛座。午前1時40分に月が天王星と合(0°)を作りますが、その後の星の配置は比較的穏やかです。
6日(火)午前4時14分、太陽が天王星とセキスタイル(60°)を形成。今週のなかでは唯一の太陽のメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)です。世の中がいい方向へ動き始める暗示です。ただ、午後4時39分に水星と海王星のスクエア(90°)ができますが、これは「嘘つき」という意味です。アテにならない言論が横行して、いい流れに水を差すかもしれません。
7日(水)午前11時35分、獅子座の金星が水瓶座の土星とオポジション(180°)を形成。ちょっとガッカリなアスペクトですが、これで現実が見えてくることに。恋愛問題には逆風ですから、この日に告白はしないほうがいいでしょう。
8日(木)は…午後8時6分、水星が義務を表す小惑星ベスタとスクエア(90°)を作ります。午後1時47分には月が惑星ベスタとスクエア(90°)を形成。義務を負うことを回避して、投げ出すという意味です。東京オリンピックに関して、投げ出したい意見…無観客ということでしょうか?…が強まりそうです。
9日(金)午前4時25分、金星が天王星とスクエア(90°)を作ります。これは「離別」という意味…。大事なものを捨てる日です。また、捨てたい衝動、辞めたい衝動が高まる日と考えていいでしょう。あまり行動的になるとあとで後悔するかもしれませんので、慎重に。
10日(土)午前10時16分、蟹座の新月です。度数は蟹座の18度1分。長かった月食~日食を含む月のサイクルがようやくリセットされます。厄払いしたような気持ちでリフレッシュ。再スタートです。
11日(日)は蟹座の月で始まり、冥王星とオポジション(180°)という胸が重くなるアスペクト(星同士の関係)を作った後、午前9時20分から月は獅子座へ。その後、メジャーアスペクト(重要な星同士の関係)は無く、一日が過ぎていきます。これからは先週のような厳しい星にはなりません。何となく流されながら、オリンピックムードになっていきそうです。
JUL 5 2021
瑛利奈
(C)ELINA