8/24~8/30
8月23日に太陽が乙女座へ入場して、今年の8月、東京では初めて雨が降り、真夏日が途切れました。また新型コロナウイルスに関しても「ピークを越えた」との専門家の意見も聞かれました。しかし、この乙女座の太陽も今週はまだまだ主要な惑星とのメジャーアスペクト(星同士の関係)もなく、本領発揮とまではいかないようです。
24日(月)は主要な惑星にはこれといったアスペクト(星同士の関係)もない一日ですが、蠍座の月は縦横無尽に活躍しています。午後12時59分、月は天王星とオポジション(180°)。世の中の雰囲気が変わります。その後、午後10時51分、月は愛情の惑星=金星とトライン(120°)の好調座相を形成して、楽しい夜を演出してくれます。
25日(火)は今週でいちばん波瀾がありそうな日です。午前3時19分、火星が牡羊座の火星が土星とスクエア(90°)の不調和座相を作って事故やトラブルの暗示です。度数は火星=牡羊座の26度、土星=山羊座の26度です。牡羊座、山羊座のみならず、蟹座や天秤座などのカーディナルサインの26度付近に傷を持つ方には影響があるかもしれません。ただ、スクエア(90°)は一過性のアスペクト(星同士の関係)ですからすぐにシロクロがついて、むしろ問題解決が早まることも。
26日(水)は蟹座の金星が山羊座の木星にオポジション(180°)という、愛の星=金星が年に一度の分岐点へさしかかります。このあたりにテーマとなる星を持つ方には「愛情問題が将来結婚に結びつくのかどうか?」など、愛の今後が気になるアスペクト(星同士の関係)です。また、金星も木星も太陽系の中では選ばれたラッキーな星ですから、世間に優雅な雰囲気を撒き散らすのは間違いありませんが、オポジション(180°)という不調和座相ですから、いたずらに期待のみを煽って終わることになりそうです。
27日(木)の月は射手座です。私達の興味は新しいものへ向き、進歩的な考え方が先行する日です。しかし、月が海王星とスクエア(90°)だったり、火星がサウス・ノード(ドラゴンテイル)とトライン(120°)を作ったりなど、少々オタク的で荒唐無稽な夢だったりするかもしれません。
28日(金)、午前2時36分に月は山羊座へ入ります。この日は金星が海王星とトライン(120°)を作るなど、「愛」がテーマの一日です。月と太陽のコンビネーションも良好。すべてにわたって「はぐくむこと」、「いとおしむこと」がテーマとなります。
29日(土)は知性の星=水星が中心の日です。あいにく土曜日ですから、会社員の方にとってはプライベートで通信環境を改善したり、知識習得に励む一日になるでしょう。午後10時27分、水星が木星にトライン(120°)の好調座相を形成します。これは今年の3月10日に次いで、年に2回しかないチャンスです。今まで解けなかった問題にチャレンジしたり、難問解決の糸口を掴むなど、あなたの頭脳も冴えるのももちろんですが、情報収集にもチャンスです。日頃の研究の成果をまとめたい一日です。
30日(日)は前日と違い、少しネガティブな日です。まず、午前2時18分、月が土星に合(0°)になります。土星の悲観的発想に気分が支配されてしまいそうです。その後、午前4時30分に月は火星とスクエア(90°)の凶座相に。つまり、25日(火)の火星&土星スクエア(90°)のポイントに山羊座の月が重なってくるということです。火星はアクセルを煽る作用、土星はブレーキですから、双方の惑星に異なる方向へ誘導されて葛藤が生じ、気分の落ち込みや苛立ちが起きる暗示です。午前9時36分に月は水瓶座へ移動しますが、午後10時30分に金星が冥王星とオポジション(180°)を形成します。度数は蟹座、山羊座の22度です。これは…火星&土星、月のスクエア(90°)とほぼ重なり、T字スクエアになります。このあたりに重要な天体を持つ方には相当なストレスになるかもしれません。仮にあなたが愛情問題に不満を持っているとしたら、これを機会に浮気など、よからぬ道に走る場合も…。この壁を乗り越えるには、冷静な問題意識と法とモラルの遵守…これしかないでしょう。
暑さのピークは抜けたようですが、今週は蟹座の金星が難しいポイントにさしかかっています。幸い知性の惑星=水星はいいところへきていますから、知性をフル活用してうまく感情をコントロールすることですね。
AUG 24 2020
瑛利奈
(C)ELINA