8/10~8/16
昨日、8月9日は…もし2020年に東京オリンピックが開かれていたら閉会式だったはずでした。8月6日と9日は原爆記念日でしたが、仮にオリンピックを開催していたら黙祷をしたのでしょうか?
10日(月)はオリンピックを見込んだ特例で、今年は「山の日」が一日早まり、休日となっています。おかげでお盆休みの日程も早くなったようですが…。とはいえ、相変わらず太陽系の星の配置は不調続きです。今週は、「中途半端に引っ掛かってしまって先に進めない状態」とでもいえるヨードや天王星の逆行など、気になる星の動きが多いようです。10日(月)の月は午前10時27分を境として、それ以前は牡羊座、それ以降は牡牛座になります。当然、前半の牡羊座の月の方が山羊座の凶星群と折り合いが悪く、不調となるのですが、この日は午後9時51分に獅子座の水星が天王星とスクエア(90°)を作ります。またもや、これまでの流れや方針が覆る暗示です。
11日(火)は獅子座の19度まで進んだ太陽がちょうど山羊座の19°まで逆行してきている木星とインコンジャクト(150°)というお互いに拘束しあうアスペクト(星同士の関係)を形成します。また、12日(火)には獅子座の20度へ来た太陽が、今度は魚座の20度にいる海王星とやはりインコンジャクト(150°)を形成します。これは…全体像を観てみれば、太陽が右手には木星、左手には海王星と、両方の手をインコンジャクト(150°)で拘束されている形です。これはヨード、つまりヘブライ語で「神の手」と呼ばれる二進(にっち)も三進(さっち)もいかない特別な状態になります。ヨードは事故なども誘発しやすい状態ですが、相手の惑星が木星、海王星という優しい惑星ですから、危険性は少ないかもしれません。しかし、海王星はガス、木星は熱気と考えると、「爆発」というキーワードも出てきます。また、海王星を原因不明の感染症、そして木星を膨張拡大と解釈すれば、「感染爆発」というワードになります。経済という観点から考えると、木星を資金拠出、海王星はインフレーション…。そうなると、どこまでも予算が膨らんで止め処ない状態でしょうか?少なくとも、今週前半のメインテーマはこの「ヨード」になることは間違いないでしょう。現実的に解釈すると、対策は打ちたいのだけれど、足下が定まらない、現状が読めないので動きようがない状態…ということです。
13日(木)は火星が冥王星とスクエア(90°)を形成。火星は火気を帯びた攻撃的な惑星、冥王星は残忍非道な太陽系の外から来たアウトローの準惑星です。これもまた、トラブルの暗示ですね。少なくとも今週前半は交渉事や告白など、重要問題については触れない方がよさそうです。
14日(金)になると、星の配置はやや改善されてきます。しかし、14日(木)は権利の主張を意味する小惑星=ジュノーのアスペクト(星同士の関係)が目立ちます。引き続き話し合い注意の日です。一方、苦境を訴えたり、相手の仲を裂きたいなど、アピールしたい場合はチャンスかもしれません。
15日(土)、午後11時26分、天王星がステーションといって、一度止まって逆行に方向を変え始めます。現在の太陽系は木星、土星、海王星、冥王星がすでに逆行中ですから、ここからは天王星を入れて5個の惑星が逆行することになります。天王星のステーションは戦争や地殻変動などを引き起こすことも多く、慎重に流れを注視していく必要がありそうです。
今週、これまでは見事にネガティブな暗示ばかりでしたが、16日(日)になって、初めていい報告ができます!この日の午後11時1分、獅子座の24度で太陽が牡羊座の火星にトライン(120°)という好調なアスペクト(星同士の関係)を作ります。これまでストレスを溜めて週末まで引っ張られてきただけに週の最後にクリーンヒットのような爽快な手応えが感じられるでしょう。この状況を今後いい方向へ生かせるよう、私達も期待したいものです。
AUG 10 2020
瑛利奈
(C)ELINA