2/17~2/23
こんな記事を見ました。グーグルマップ、アメリカでメキシコ湾の名称を変更。先週2月12日、米国のトランプ大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談し、ウクライナ戦争の停戦に向けた協議を開始。ゼレンスキー大統領はもとより、欧州諸国の間では、アメリカが欧州抜きでロシアと和平協議を進めるのではないかと懸念が広がっています。最近はさらにトランプ大統領のやることがハメを外しているように見えます。日本では少数与党の自民党、石破首相が新年度の予算案の修正に応じる考えを明らかにしたとの報道も。また、日本列島は暖かくなったと思ったらつかの間、今週から最強寒波が居座り、各地で吹雪や強風に見舞われるとの予報です。とはいえ、今週の星の配置は、太陽始め他の惑星も目立ったアスペクト(星同士の関係)を持たず、ダラダラと過ぎていく模様です。
17日(月)…月は天秤座の後半へ。午前7時36分、月は火星とスクエア(90°)を作ったきり、メジャーアスペクト(星同士の主要な関係)はありません。午前6時37分の太陽と海王星のセミセキスタイル(30°)が目立ちます。太陽の度数は水瓶座の28度、海王星は魚座の28度と、もう大分老いた度数に入ってきました。意味としては、「イメージ作り」といったところです。
18日(火)は、午前8時23分、月が太陽とトライン(120°)の安定座相を作ります。太陽の度数は水瓶座の29度、月も天秤座の29度です。月はもちろんラストアスペクト(星同士の関係)で、ボイドタイムになりますが、太陽の方も水瓶座でのラストアスペクト(星同士の関係)です。午前9時18分、月は蠍座へ入場。太陽の方は午後7時6分になって魚座へ入ります。昨年(2024年)が閏年だったせいで、いつもよりひとあし早く魚座に入ることになりました。
19日(水)は、星の動きは比較的順調です。まず、午前0時54分、月は水星とトライン(120°)を作ります。仕事が捗るアスペクト(星同士の関係)ですが、深夜なので前日、月が蠍座へ入った時点から順調と解釈してもいいでしょう。確定申告がある方は励みどきですね。その後、主要なアスペクト(星同士の関係)はなく、午後8時6分、月は火星とトライン(120°)に。一日中、仕事モードといっても過言ではない日です。
20日(木)は午前0時58分の月と土星のトライン(120°)から始まります。月と火星、チャートを観ると、土星がきれいにグランドトライン(星三角)を作っています。真面目な努力が止まらない夜です。午前8時47分になると、月は異色な惑星=天王星とオポジション(180°)を作ります。ここから世界の雰囲気が変わることになります。午後12時31分、権利の主張の小惑星=ジュノーが射手座へ入ります。ここから少数派の反撃が始まります。トランプ大統領のような力に物を言わせる手法はむしろ逆効果な流れに変わるかもしれません。午後9時54分、月も射手座へ入って、さらに反撃を強めるでしょう。論戦のムードが高まります。
21日(金)、午前2時32分、射手座の半月です。次のテーマへ向けて、「これまでのまとめ」といった感じです。午前3時11分、月は冥王星とセキスタイル(60°)に。射手座の月は案外味方が多く、午後4時27分には金星とトライン(120°)を作ります。いろいろな問題に、人々の感情がすくい取られた結果が出そうです。ただ時間は戻りますが、午前5時13分に知性の惑星=水星と拡張の惑星=木星がスクエア(90°)を作るので、議論はどこまでも広がるでしょう。
22日(土)も射手座の月が続きます。ただ、メジャーアスペクト(星同士の主要な関係)は午後12時50分の月と土星のスクエア(90°)のみです。土曜にもかかわらず、陰鬱な日です。何か?新しいものを求めつつも見つからない苛立ちを感じそうです。
23日(日)は天皇誕生日で祝日ですね。午前8時8分に月は山羊座へ入場。連休ですが、星の動きは非常に地味です。午前10時7分、水星が自己犠牲の小惑星=ベスタとトライン(120°)を作ります。「イヤなことや大変なことは今日のうちにやっておこう!」と考える思考回路です。とてもストイックにやるべき仕事に没頭しそうです。午後5時26分、山羊座の月は太陽とセキスタイル(60°)に。努力の一日が終わり、やれやれといったところです。
今週は一週間を通じて、非常に地味な星の動きになります。月は減光期で、内向的で、すべてが衰退していく時期です。溜まった仕事を一挙に片付けるには最適な一週間かもしれません。
FEB 17 2025
瑛利奈
(C)ELINA