2025年はクールにスタート

12/30~1/5

先週の「瑛利奈の今週の運勢」は…土星と木星のスクエア、経済がテーマにというタイトルで、「25日の木星と土星のスクエア(90°)を筆頭にミュータブル・サインでT字スクエア(90°)という緊張関係が観られます」とかきました。たしかに世界はどこの国も経済問題で逼迫しています。週明けのNYダウは「一時700ドル超える下落「418ドル48セント(0.97%)安の4万2573ドル73セント」で終えました。しかし、それよりも目立ったのは航空機の事故でした。12月25日にはカザフスタンで旅客機墜落。「旅客機は25日午前7時55分ごろ、アゼルバイジャンの首都バクーを離陸し、午前10時28分ごろに墜落した」とのことです。当初、原因はバードストライクと伝えられていましたが、アメリカによると、ロシア防空システムの誤爆のようです。また、29日には韓国南西部のムアン(務安)空港で、チェジュ(済州)航空ボーイング737型機が胴体着陸し空港の外壁に衝突する事故があり、乗客乗員179人が死亡しました。今になって水星、木星、土星のT字スクエアを観ると、木星が双子座というエアサイン、水星は海外旅行を表す射手座に入っています。この双方の惑星にスクエア(90°)を作る土星の意味とアスペクト(星同士の関係)は…「衝突」です。それに加えて、28日には金星と天王星のスクエア(90°)もあり、金星のサインは航空機を表す水瓶座、天王星はもともと水瓶座のルーラーで航空機を表す惑星です。あれから週が明けて今週は…みなさんは仕事が終わって、旅行に行かれる方も多いかと思いますが、正直なところ、先週のような危険を暗示する配置はありません。ただ、なかでは3日がややトラブルが多い日になりそうです。

12/30(月)は…射手座の第3デークの月から週が始まります。重要な天体同士のメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)はなく、セスキコードレート(135°)という金銭トラブル始め、小さな揉め事を表すアスペクト(星同士の関係)が目立つ日です。法律の見解の違いから意見が対立したり、責任問題で揉めることが多いかもしれません。午後1時37分から月は山羊座へ入り、新月へ向かって限りなく月は細くなっていきます。

12/31日(火)、午前7時26分、山羊座の新月です。もともと月が見えにくい時間帯ですが、夜であれば闇夜の日です。そもそも江戸時代など旧暦を使っていた時は、大晦日は「闇夜」と決まっていましたが。今年(2024年)の12月~1月は一ヶ月の経過と月の満ち欠けがほぼ同期して起きてきます。午後2時33分、冥王星がドラゴンテイルとトライン(120°)を形成して、闇の中で深層心理に何かの影響を受けそうです。午後4時40分、水星が賢者の彗星=キローンとトライン(120°)に。こちらは何らかの反省点が見つかるでしょう。メンテナンスにいい日です。

1/1日(水)…2025年の幕開けです!元旦は山羊座の第2デークの月から始まります。1日も太陽や8つの惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はありません。穏やかな普通の日になりそうです。午前8時30分には月は天王星とトライン(120°)を形成、その後午後3時1分には海王星とセキスタイル(30°)を作ります。午後7時49分には月は水瓶座へ入場。午後9時台には月はドラゴンテイルとトライン(120°)、冥王星とコンジャンクション(0°)を作り、何か「大人の元旦」といった雰囲気です。「どうでもいい問題は今口に出すのは止めておこうよ!」という感じです。午後10時52分になって月が火星とオポジション(180°)に。突然、何かが始まるかもしれません。

1/2日(木)も引き続き月のサインは水瓶座です。メインイベントは午後6時51分の月と木星のトライン(120°)です。大切な人と夕食をともにしましょう!きっといいことがあるはずです。

1/3(金)は、前述の「ややトラブルが多い日」です。しかし、人によってはこの日からツキが回ってくる可能性も。愛の星=金星が魚座に入ってくるのです。もちろん、魚座さんはここから愛のチャンスに入ります。蟹座さんや蠍座さんもラブチャンスです。このところの流れを変えたい人にもいいタイミングかもしれません。アタックの戦法を変えたり、アイテムを替えるなどいいでしょう。ただ、3日は午後4時21分の火星と冥王星のオポジション(180°)が気になります。最近残虐な犯罪が多いですが、ストレスを溜めている人が我慢できなくなる可能性も。感情の爆発に注意が必要なアスペクト(星同士の関係)です。

1/4(土)は…午前0時20分から月が魚座へ入ります。午前1時20分、魚座の月は同じく魚座へ入ったばかりの金星とコンジャンクション(0°)に。愛情表現がきめ細やかに、またスムーズになる時間です。それ以降はインコンジャクト(150°)など、二義的なアスペクト(星同士の関係)しか形成されないので、深夜の流れを途切らせないことが大切です。

1/5(日)は「土星の日」です。まず、午前1時56分、魚座の月が土星とコンジャンクション(0°)を作り、シリアス、また細心に現状を把握、分析する流れになります。午前7時35分、太陽が土星とセキスタイル(60°)を作ります。こちらは…真剣に今の結果を受け止めて、これから努力していく意思を固めるようなアスペクト(星同士の関係)です。午後3時20分になると、火星がノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)を作ります。多分、あなたは社会の仲間に働きかけたくなるでしょう。5日は「現状確認」→「努力の必要性」→「それを行動に移す」という図式ができるような日ですね。夜半になってから月が水星、海王星とネガティブな影響を受けて、早速気持ちが挫ける人も出てきそうです。

今週は「2025年に突入!」という一大イベントがある一週間です。しかし、こうして星の流れを観てみると、すべて2024年からの連続でできています。こうして「瑛利奈の今週の運勢」を書きながら、家事などで「特に新年に備えなくてもいいのかなぁ」と、だんだん気が抜けていく自分がいます。(笑)

DEC 31 2024

瑛利奈

(C)ELINA