ハイライトは27日。週末は新月

11/25~12/1

20日、冥王星が再び水瓶座へ入場し、22日には太陽が射手座へ入りました。地球温暖化といわれていた今年の秋ですが、偏西風の蛇行により、突然気温が低下して冬が来たようです。先週は、新しい時代を横目で見ながら、アメリカの次期大統領、トランプ氏も新政権の人事を発表したりしています。日本では、早くも石破政権の不支持率が支持率を上回ったようです。気になるニュースとしては、19日にバルト海で海底ケーブルが切断されたとのニュースです。中国船が関与したとの見方もあるようですが、日本などは海底ケーブルで世界に繋がっているわけで、私は以前から「ここを攻撃されたらお終いかも」と、危惧していたところでした。海底いえば海王星です。海難事故も複数ありました。先週は吉凶ともに海王星のアスペクト(星同士の関係)が目立っていたような気もします。さて星の動きですが、27日の太陽と火星のトライン(120°)を除いて主要な絡みが非常に少ないのが今週の特長といえます。

25日(月)…月は乙女座の20度から始まります。アスペクト(星同士の関係)を持つのは月のみで、ダイナミックな動きが少ない日です。午前9時58分に、月は天王星とトライン(120°)。午後2時34分になると、前述の海王星とオポジション(180°)を作ります。午後になると仕事は捗りそうにもありません。日没後、午後8時19分、月は天秤座へ入ります。

26日(火)は、午前4時31分、天秤座の月が太陽とセキスタイル(60°)で好調。午前7時18分には月は火星とセキスタイル(60°)を作って、元気な朝を迎えます。しかし、あいにく午前11時42分、知性と通信の惑星=水星が逆行を始めます。年末を控えて仕事のピッチを上げたいところですが、水星が思うように状況を整えてくれません。今後は書類の不備やシステムのトラブルなどに気をつけたいものです。今後、12月15日に水星が順行するまで重要な契約は控えたほうがいいかもしれません。

27日(水)は、今週いちばんのラッキーディです。午前3時32分、太陽はノースノード(ドラゴンヘッド)とトライン(120°)を形成。午前8時26分、天秤座の月が木星とトライン(120°)に。午後5時6分には射手座の太陽が火星とトライン(120°)を形成します。行動半径を広げたい人、攻めで行きたい人、一気に仕事を片付けたい人にはチャンスです。星が人との繋がりを広げてくれ、またあなたには勇気を与えてくれます。スポーツで思いっきり盛り上がるのもいいでしょう。

28日(木)は、午前9時20分から月は蠍座へ入ります。このところ、特に浅い度数で蠍座に味方してくれる天体はいないようです。午前9時39分には月は冥王星とスクエア(90°)、午後8時48分には月は火星とスクエア(90°)になり、何事も一筋縄で決着しないでしょう。交渉事は問題を深掘りしているうちに双方で感情を害する可能性も。いずれにしても感情の対立が加熱したり、後腐れが残るアスペクト(星同士の関係)が続きます。早すぎる決着に「待った!」を入れるにはいいタイミングかもしれません。しかし、泥を被る怖れも。

29日(金)も引き続き月は蠍座です。午前11時6分に月、土星がトライン(120°)を作って、安定感はありますが、前日同様、イージーに事が運ばないのは同じです。前日と違うのは、小惑星=ジュノー、セレス、パラス、ベスタと、総動員で月に絡んできます。力の論理で押し切ろうとすると、しっぺ返しにあう日です。弱き者へのいたわりを忘れないようにするのがポイントです。

30日(土)は午前3時50分、蠍座の月が山羊座の金星にセキスタイル(60°)を作ります。鉄壁の友情に似た愛の誓いを固められそうです。「忠実な愛」がキーワード。午前6時26分には水星が金星とセミセキスタイル(30°)を作ります。音楽やアニメ、ビデオやゲームなどを楽しむには最適な時間です。週末でもあるので、新作にチャレンジしたり、未知の領域へ一歩踏み込むにもチャンスです。これからは、年下との恋もいいかもしれません。午後8時52分、月は射手座へ入ります。夜中から一人で作り上げたシナリオを実践してみたくなる時です。午後9時17分、月は冥王星とセキスタイル(60°)を作って、予想外な方向へ事態は発展していくかもしれません。

12月1日(日)、午前8時23分、射手座の月が獅子座の火星とトライン(120°)を形成。パワフルな希望に満ちた朝になりそうです。午後3時21分、月は太陽とコンジャンクション(0°)に。新月です。新月と1日が重なって、心新たに12月がスタートするでしょう。しかし、午後9時48分、月は土星とスクエア(90°)に。足元に横たわる問題に気付く時です。現実をしっかり見定めながら、抜本的な対策を立てていくことです。

今週は、なんといっても27日(水)がハイライトといえるでしょう。中盤で攻めて、一気に仕事や思いを解消。その後、週末の1日(日)は新月となって、一ヶ月の流れが収斂していきます。まずは、やれるところまで頑張って、すべてを出し切り、後半は時代の収拾、反省。その後は今後を分析しながら、新しいコトを手がけていく…。こんなイメージで過ごしてみて下さい。

NOV 25 2024

瑛利奈

(C)ELINA