7月、地味な努力を重ねて

7/1~7/7

先週は…両陛下のイギリス訪問のニュースで日英親善が進み、ほっこりするようなニュースが多かったようです。一方、円・ドル相場は一時、37年半ぶりの安値をつけて、現在も4日連続で円安相場は続いています。先週、「瑛利奈の今週の運勢」の29日の記事で、円安に触れたのですが、今後も反発する要因はないようです。また今週は、フランス議会下院選挙は7日に決選投票、イラン大統領選の方は5日に決選投票があり、日本でも東京都知事選の投開票が7月7日に行われます。アメリカの大統領選もテレビ討論会でバイデン大統領が言葉に詰まるなど、年齢を不安視されていますが、本人は撤退する意思はないそうです。いずれの選挙もどんな結果が出ても先が読めないことは変わりないのかもしれません。その割りには今週の星の動きは平穏。特に東京とフランスの選挙の投票日にあたる7日の星の配置は良好です。

1日(月)…今週は月のサインは牡牛座前半から始まります。1日はあまりダイナミックな星の動きは少なく、月が主要な惑星とメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)を作るのは、午後1時56分の月と太陽のセキスタイル(60°)だけです。午後1時過ぎに木星がキローンとセミスクエア(45°)を作るなど、今後の指針を模索しながらも現実問題が追いつかない暗示です。

2日(火)も引き続き月は牡牛座。月は深夜から夕方にかけて、火星、天王星とコンジャンクション(0°)、土星とセキスタイル(60°)を作って、やや荒い動きです。午後7時40分になると、海王星が逆行し始めます。これで逆行星は冥王星、土星に加えて3個となります。海王星逆行の直後の午後8時53分、水星が海王星とトライン(120°)を形成。海王星逆行の煽りを水星が調整してくれる形ですが、水星には少し荷が重いかもしれません。通信機器のトラブルなどが起きないといいのですが…。

3日(水)は午前0時49分に月は双子座へ入場。月は未明に冥王星とトライン(120°)、午後には木星とコンジャンクション(0°)と、好調な座相が続きます。また、午前10時40分に蟹座の金星が魚座の土星とトライン(120°)の調和座相を作って安定した一日です。そういえば、新札が発行されるのは3日ですが、発行の時刻は何時なのでしょうか?造幣局のWEBサイトを見ても時刻までは書いていないようですが、金運を司る金星が土星とトライン(120°)なので、よしとしましょう。

4日(木)は惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はひとつもなく、月のアスペクト(星同士の関係)も不調和なものばかりです。午前10時57分の月と土星のスクエア(90°)がV字の底になりそうです。午後1時23分に月は金星とセミセキスタイル(30°)を作ります。地味に今後の幸せ目指して、準備を進めるにはいい時です。

5日(金)は午前5時51分から月は蟹座へ。午後0時28分、火星が自己主張の小惑星=ジュノーとトライン(120°)を作ります。イラン大統領選の決選投票の日なので、デモなどで一波乱あるかもしれません。その他、随所で自己主張する動きがありそうです。

6日(土)は午前7時57分に新月です。月のサイクルとしては新たな出発になります。その少し前の午前4時2分、火星が土星とセキスタイル(60°)を作ったり、午後5時台には月が土星とトライン(120°)、火星とセキスタイル(60°)になり、システムを再構築する動きが進みます。甘いお願いは一蹴されそうなので、週末ではありますが、シリアスな気持ちで過ごすべき日といえるでしょう。

7日(日)…午前中の月は蟹座です。東京では都知事選、フランスでは下院選挙の決選投票の日(時差はありますが)になります。蓮舫氏もマクロン大統領も偶然太陽が射手座です。午前2時27分、土星が自己主張の小惑星=ジュノーとオポジション(180°)を形成。都民や国民の溜まった不満がはけ口を求めている暗示です。同時に、午前11時42分、水星が義務の小惑星=ベスタとコンジャンクション(0°)に。与えられた環境の中で忍耐しなければならない自覚を促します。小惑星=ジュノーとベスタに挟まれて、月は改革の惑星、天王星とセキスタイル(60°)に。私たちが求めている改革が実現できる可能性も。午後0時55分から月は獅子座へ入場して、その後はやや荒れ模様の展開です。

今週は、世界各地で選挙が多く、新たな体制がスタートする週です。星の動きも不調和な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)は見当たらず、小康状態を保てる一週間のようです。しかし、いずれも華々しいスタートというほどのものはなく、手探りで地味な努力を重ねる日々の始まり…といったところです。まずは、未来を諦めない気持ちが大切なようです。

JUL 1 2024

瑛利奈

(C)ELINA