週末に大きな契機が…

6/3~6/9

双子座に木星が入ったのが、5月26日…。新たな木星の時代はもう一週間あまり過ぎました。あれから、メキシコではシェインバウム氏が勝利して、初の女性大統領が誕生しました。一方ではトランプ前米大統領に、ニューヨーク州地裁の陪審員は全員一致で前大統領を有罪とする評決を下しました。ドナルド・トランプ氏は誕生日が6月14日で双子座。メキシコの新大統領、シェインバウム氏の生年月日を調べてみましたが、彼女も6月24日生まれの、こちらは蟹座。東京都知事選に出馬すると見られている現職都知事、小池百合子氏も7月生まれの蟹座です。前米女子オープンで優勝した笹生優花選手も6月20日生まれの双子座です。さすが!双子座~蟹座の有名人が「時の人」になっていますね。

3日(月)は牡羊座の第3デークの月から始まりますが、牡羊座の月のアスペクト(星同士の関係)は低調。メジャーアスペクト(主要な星同士の関係)は午前7時3分の月と火星のコンジャンクション(0°)くらいです。火星といえば、午前6時31分ごろの地震警報には驚かされましたね。能登半島地震の余震のようですが、被災地の半壊している家屋などには影響があったでしょう。しかし、1月1日の本震の時にはこのような警報は鳴らなかったような…。午前9時12分には木星が冥王星とトライン(120°)を形成して、こちらの方は「力強く人生を生きていく」というエールです。午後2時55分から月は牡牛座へ入場。その後、午後4時36分に水星が双子座へ入りますが、水星にとって本来の座なので、知的活動、通信環境、コミュニケーションなどはスムーズになりそうです。

4日(火)は引き続き、ずっと月は牡牛座です。午後2時29分、双子座の金星がドラゴンテイルとトライン(120°)を形成。これは…愛の星がシャイになって、内向的になる暗示です。なんとなく、メソメソ、じとじとする雰囲気に。午後3時11分になると、水星が冥王星とトライン(120°)を作って、理性的に覚醒しそうです。驚くようなニュースが入ってくるかもしれません。午後7時23分、水星が木星と双子座でコンジャンクション(0°)に。水星の働きはマックスになります。大切な発表をしたり、論文、文章を書くには最適な時間です。感情を内向きに引っ張る金星にかまけないで、理性的に徹したほうがいい日ということでしょう。

5日(水)は午前0時33分から太陽が金星とコンジャンクション(0°)に。とはいいながら、昨日のドラゴンテイルの影響は受け続けていますから、「疑心暗鬼になった愛が太陽の光で自信を取り戻す」と考えるべきです。「最初に心に誓った愛の目標を忘れずに!」と。愛を信じましょう!午後5時35分から月は双子座へ。その後、午後9時49分には月は木星と合(0°)になり、いつもの楽しい夜が戻って来ます。

6日(木)は午後9時37分、双子座の新月です。5月8日の新月以来のひと月がリセットされることに。連休明け以降、こころなしか、今年は色々あったような気がしますね。ここから心機一転して、新しい月のサイクルに入ります。

7日(金)…第2デークの双子座の月は魚座の土星とスクエア(90°)が待っています。時刻は午前2時118分。その後、午前10時55分には太陽が冥王星と小競り合いの関係=セスキコードレート(135°)を作ります。金銭問題も絡むことに。ちょうど、自民党が政治と金の問題のような感じです。「改革したいけれども雑事が片付かない」というストレスを表します。ここまで書くと、苦悩とストレスに満ちた一日…になりそうですね。午後9時40分から月が蟹座へ入場して、気分が変わるでしょう。

8日(土)は一日を通じて月は蟹座です。またもや、深刻なアスペクト(星同士の関係)があります。午後5時25分の金星と土星のスクエア(90°)です。金星は愛の星ですが、土星は愛を諦めさせようとする冷たい星です。土星が示す「現実」が「愛」の前に立ちはだかって、「別れれば楽になるよ」と、計算づくのアドバイスをするのです。フィフティ、フィフティで優柔不断になっている人にはいいかもしれませんが、まだまだ可能性がいっぱいある人も弱気になるタイミングです。殺伐とした気持ちになりやすい時です。金星と土星のスクエア(90°)を頭に置いて、「悲観的になりすぎているかも」と憂鬱な気持ちを払ったほうがいいかもしれません。

9日(日)…今週の週末は大きな契機になりそうなアスペクト(星同士の関係)が次から次へと起こります。午前8時7分には蟹座の月が土星とトライン(120°)を作って、日曜日にもかかわらず、真剣に努力する方向へ私たちを誘います。午後1時34分には5月1日から牡羊座を通過していた火星が牡牛座へ入場。牡羊座の火星に悩まされていた天秤座さんや、特に蟹座さん、山羊座さんにとっては朗報です。午後7時35分には、今週数少ない太陽のアスペクト(星同士の関係)、太陽と土星がスクエア(90°)が形成されます。これは…「現在歩んでいる道や行っていることを止めるべきか?それとも苦労して戦い獲るべきか?」という分岐点です。分かりやすくいうと「試練の時」です。ここを乗り切れれば「本物」ということです。

今週は週末になって、いくつかの分岐点があります。季節も春から本格的な夏へ向かいます。いろいろな問題に答えを用意しておかなければならない一週間…なのかもしれません。

JUN 4 2024

瑛利奈

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