10日はイベント満載の新月

3/4~3/10

週明け早々、日経平均は初めて4万円の大台に乗せ、終値は40,109円をつけました。一部のメディアは日本経済は「失われた30年」を脱却したとの見方も。これも、先週3月1日の木星の効果なのかもしれません。一方、このところの千葉県沖の頻発地震に関して、プレート間の「スロースリップ」という現象が起きており、今後震度5弱の地震が起きる可能性があるとのこと。日本のホロスコープによると、株価は2ハウスで観るもの、地震は4ハウスなので、株価と地震は根拠が別です。しかし、自民党の裏金事件は10ハウスで観ます。政権の運勢=10ハウスと国土の災害=4ハウスはオポジション(180°)の関係で、相似形といえます。まさに地殻変動と政治の変動は連動しているのです。今後政権運営にも震度5弱程度の揺れがあるのでしょうか?

4日(月)の月は射手座。魚座の太陽に対して、半月になります。月は未明に火星とセキスタイル(60°)、午後1時には金星とセキスタイル(60°)を形成して、まずまずの日和です。

5日(火)は…午前5時23分、水星が改革の惑星=天王星とセキスタイル(60°)を形成。前向きに現状を改革していこうという意思がみられる日です。午前6時14分から月は山羊座へ入場。その後、前向きな気持ちは砕けてしまいそうで、午後9時35分には火星が逃げ腰のポイント=ドラゴンテイルとトライン(120°)を作ります。ドラゴンテイルは洞穴のような隠れ場所でもあり、あまり生産的な日になりそうもありません。午後10時16分には月が癒やしの小惑星=セレスとコンジャンクション(0°)に。「あ~、疲れた!」と、リラックスすることだけを楽しみにする夜になりそうです。

6日(水)は仕事が効率的に進みそうな一日です。午前0時台から月が土星とセキスタイル(60°)。午前3時30分には月が木星とトライン(120°)に。日本では業務時間ではありませんが、アメリカあたりでは仕事が捗りそうです。日本時間、午後4時28分、月が天王星とトライン(120°)を作ります。前日(5日)の水星と天王星のセキスタイル(60°)で出た案が再び浮上して、具体的になっていくことも。

7日(木)は…午前3時35分に月と海王星のセキスタイル(60°)ができ、午前8時3分には月とキローンのセキスタイル(60°)形成されます。深夜から朝までのこれらの活動が案外私たちの心に方向性を与えてくれるかもしれません。新しいビジョンが見える日です。午前9時38分から月は水瓶座へ入ります。これ以降、星の配置は少々議論が紛糾しそうな気配です。午前11時54分には月が冥王星とコンジャンクション(0°)。その後は水星が自己犠牲の小惑星=ベスタとスクエア(90°)を形成。とくに自民党の裏金問題のような犯人捜しでは、誰も責任をとりたくないため、不毛な議論になる可能性も。午後5時56分、金星が自己犠牲の小惑星=ベスタとトライン(120°)を作って、いわゆる「いい人」や「物わかりがいい人」にしわ寄せが来て幕引きを迎える模様です。

8日(金)になると、星の配置はすべて手札を出し尽くした感じです。月は前日に引き続き水瓶座ですが、これといった有効なアスペクト(星同士の関係)がありません。目を引くのは午前10時35分の木星と小惑星=ジュノーのトライン(120°)です。木星は法律、小惑星=ジュノーは不平等への突き上げを表しますから、人権問題がテーマになってきそうです。午後3時50分には月は水瓶座の火星とコンジャンクション(0°)をに。その後、午後5時50分には月は天王星とスクエア(90°)です。大騒ぎになりそうな雲行きです。日頃から主張したい問題がある場合はアピールするチャンスかもしれませんが、下手をすると収まりが付かなくなる怖れも…。

9日(土)は世の中の雰囲気は静かに落ち着きそうです。午前0時5分に知性の惑星=水星が海王星とコンジャンクション(0°)を形成。海王星という正義感が混沌とした惑星に水星が突っ込む形ですから、雰囲気に酔って真実を見失ってしまうのかもしれません。午前4時前に月が金星とコンジャンクション(0°)になり、まったりモードを演出しますが、その影で月が自己犠牲の小惑星=ベスタとトライン(120°)を作っているのが気になります。いまの楽しい時間を過ごす裏で、大きなツケが回ってくる…そんな暗示です。株価が絶好調なのかもしれませんね。午前10時3分から月は魚座です。

10日(日)…ようやく太陽系はダイナミックに引き締まります。夜から朝にかけて魚座の月が土星とコンジャンクション(0°)、木星とキスタイル(60°)を形成して、順調な流れです。しかし、午前7時55分、火星が天王星とスクエア(90°)という、危険なアスペクト(星同士の関係)を作ります。火星という行動的な惑星が破壊者天王星に扇動されるアスペクト(星同士の関係)です。革命的な行動をとりたくなることも勿論ですが、機械の不具合や交通事故などにも気をつけいアスペクト(星同士の関係)です。その5分後の午前8時00分、太陽が天王星とセキスタイル(60°)を形成します。こちらは方向転換や冒険のチャンスを表しますが、天王星を巡って太陽と火星が奪い合うような構図になっています。まさか太陽が火星に負けることはないだろう…と思い、このタイミングのチャートを作ってみましたが、MC(ホロスコープの頂点)が絶妙に太陽と天王星にいいところへ来ています。よって「『やや辛口に』時代の流れがかわる」とでも考えたらいいのかもしれません。また、10日は星のイベントが盛りだくさんです。午後1時2分、水星が牡羊座へ入場しますが、その後、午後6時に魚座の20度の新月です。このところの株高や政治情勢の変化など、最近起きてきた流れが一挙に終結する日曜日といえるでしょう。

MAR 4 2024

瑛利奈

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