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先週は、21日(日)…といってもまだ昨日ですが、午前9時50分に冥王星が水瓶座へ入場しました。自民党の派閥と金の問題やおかしな殺人事件が多い日本ですが、先週のニュースの中でいちばん大きなインパクトのあるトピックはこれかもしれませんね。一番近い過去、冥王星がサインを変わったのは昨年(2023年)6月11日です。この時は逆行して水瓶座から山羊座へ戻りました。その前は2023年3月23日です。ここで冥王星は山羊座を去り、初めて水瓶座の領域へ足を踏み入れました。21日(日)の冥王星の水瓶座イングレス(天体のサインが変わるときのこと)は昨年(2023年)3月23日の再現だったわけです。前回はテストケースのようなもので、水瓶座の冥王星は5月2日に0度21分ですぐに逆行してしまいました。今年はその冥王星未体験のゾーン=水瓶座の0度21分以降へ2月1日には度数を深めていくことになります。
先週占いに見えたお客様に「次に冥王星が魚座へ入るのはいつですか?」と訊かれたのですが、「まだ調べていない」と答えてしまいました。次の魚座の冥王星の時代かぁ…。遠い未来のことだと思ってはいたのですが…。いま調べてみたところ、次の魚座へ入るのは…2043年3月9日ですね!ずい分先、20年余り先のことです。こんなに冥王星がひとサインを時間をかけて通過するのは、私が占星学を始めてから初めての体験です。ちなみに…1956年に入場した乙女座の冥王星が1971年に天秤座へ入るまでの時間は15年間、次に天秤座の冥王星は12年、1995年から始まった蠍座の冥王星は11年間。これが冥王星がひとサインを通過する時間の最速です。次に射手座の冥王星が13年間。その次2008年から始まった山羊座の冥王星の期間が約15年…。これが直近ですが、今度の水瓶座の冥王星は…2043年まで続くわけです。それを考えると自民党の派閥改革、世界各地で起きている戦争や覇権争いなど、数々の改革及び変化は、まだ序の口ということになりますね。水瓶座の冥王星はご都合主義に終わらず、最後までキッチリと改革を進めてくれると思います。最近始まったばかりのSTG’s や脱炭素運動、特にジェンダーレスなどは水瓶座の冥王星の得意分野になりますからね。
前置きが長くなりましたが、今週は…双子座の月から始まります。22日(月)は双子座の月が海王星とスクエア(90°)を作る上に射手座の金星とオポジション(180°)になり、T字スクエアを形成します。発言した者が責任を負わされることになり、何事も答えが出ない日になりそうです。
23日(火)は、午前6時50分から月は蟹座です。蟹座の月の方が前日の双子座よりも他の惑星=土星や木星と好調なアスペクト(星同士の関係)を作って、成果が出る一日になりそうです。午後5時50分、愛の星=金星が山羊座へ入ります。山羊座さんを中心として、牡牛座さん、乙女座さんに愛のチャンスが巡ってくるでしょう。「愛は関係ないわ」という方には金運が!「お金も必要ないけど」という人には楽な生活が手に入ることに。
24日(水)も引き続き月は蟹座です。午前5時台には月は水星とオポジション(180°)。午前10時43分には月は火星とオポジション(180°)を作ります。水星も火星も、昨日からは金星も山羊座にいるので、蟹座の月はこれらの惑星を刺戟してしまうのです。イライラすることが多く忙しい一日です。午後7時23分になって、ようやく月は天王星とセキスタイル(60°)に。夜になれば雰囲気も変わるでしょう。
25日(木)は…蟹座の第3デークの月は悪くないです。ボランティア活動や思いやりがテーマの時です。午後4時36分に月が獅子座へ。今度は獅子座の月が水瓶座へ入りたての冥王星をオポジション(180°)になって刺戟します。水瓶座の冥王星にメジャーアスペクト(主要な星同士の関係)で他の天体が絡む初めてのタイミングです。ここでどんな問題を誘発するか?で今後の水瓶座の冥王星の影響を占う材料になりそうです。多分、現状に手厳しいメスが入るのではないでしょうか?
26日(金)午前2時53分、獅子座の満月です。天気予報によると、週半ばから日本列島は寒波が訪れるらしいですが、荒れ模様になる可能性も。午後3時52分、太陽が土星とセミセキスタイル(30°)を作って、今後の作戦を練り直すタイミングです。
27日(土)は重要な星のイベントが多い日です。まず、午後4時18分、太陽が木星とスクエア(90°)を形成します。徒(いたず)に景気がいい暗示です。これをピークに株価が下がるかもしれません。午後4時34分、いままで逆行していた牡牛座の天王星が順行し始めます。度数は牡牛座の19度05分。順行だからいいとはいえ、少なからず今の情勢に激震が走りそうです。これにより、太陽系の主要な惑星(小惑星以外)はすべて順行になります。いよいよ世界情勢、本番の始まりという感じですね。
28日(日)は午前4時11分から月は乙女座です。28日は金星の出番が多い日です。午後3時3分、愛の星=金星は土星とセキスタイル(60°)を形成。人間関係や外交関係など、多少の妥協をしながら協調を図る暗示です。現実的な線が見えてきます。その後、月は午後4時台に土星とオポジション(180°)、金星とトライン(120°)に。午後6時9分には木星とトライン(120°)を形成。アスペクト(星同士の関係)の数からいって、失うもの1つ、得るもの2つといったところですかね。得るものの方が多ければよしとしたほうがよさそうです。
今週は…2024年の傾向がよりハッキリする一週間になりそうです。星の流れは悪くないですが、自分をしっかりと持つことが今週を生き抜くカギになるでしょう。
JAN 22 2024
瑛利奈
(C)ELINA