9/25~10/1
先週、9月20日は東京で88回目の真夏日となり、年間真夏日の日数が過去最多記録を更新しましたが、さすがに秋分を過ぎると、すっかり秋の空気に変わってきました。また、世界各地ではラグビーワールドカップやアジア競技大会など、スポーツの祭典で賑わう秋となりました。このところ比較的安定した星の配置が続いていますが、今週もその流れは変わりません。
25日(月)…今週は山羊座の第3デークの月からスタート。月が海王星とセキスタイル(60°)、冥王星とコンジャンクション(0°)を作ったのち、午前8時29分には月は水瓶座へ入りました。午前11時26分には月は太陽とトライン(120°)を形成。調和のいい流れを作っていきます。午後9時9分には乙女座の知性の惑星=水星が木星とトライン(120°)に。専門分野の勉強や気ままに読書するなど、秋の空気は知識欲旺盛な環境を作ってくれます。
26日(火)は…今週の中では物事が捗(はかど)らない一日になりそうです。始業前、午前8時48分の月と木星のスクエア(90°)から始まって、午後5時46分の月と金星のオポジション(180°)など、甘い見通しや遊びが多い月のアスペクト(星同士の関係)が続きます。おまけに午後9時38分には月は天王星とスクエア(90°)を作って、番狂わせに。その裏で義務を表す小惑星=ベスタは太陽とスクエア(90°)を作成。権利を表す小惑星=ジュノーは月とオポジション(180°)を作って、責任を放棄したい気持ちと過度な権利の主張により、議論や揉め事はいたずらにエスカレートするでしょう。
27日(水)は…深夜に月がドラゴンテイルとトライン(120°)を作って、内向的な気分へ誘導します。その後、午前9時17分から月は魚座へ入場。午後12時には月は魚座の土星とコンジャンクション(0°)に。いきなり問題の弱点を突かれて、反省会のような沈んだ一日です。午後5時7分にはようやく月が癒やしの小惑星=セレスとトライン(120°)を作って、ほっとひと息つけそうです。「限界」というものを突き付けられる一日です。
28日(木)は権利の主張の小惑星=ジュノーがちょいちょい顔を出す日です。午前2時27分、愛の星=金星が小惑星=ジュノーとコンジャンクション(0°)に。愛する人にライバルの存在を感じて、ナーバスになってしまいそうです。その後、午後3時18分には月は水星とオポジション(180°)を作成。ナーバスな気持ちをついつい言葉や態度に出してしまうかも。日没後も月は小惑星=ジュノーや愛の星=金星とインコンジャクト(150°)というストレスを生むアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。午後9時35分になって、やっと助っ人、天王星が登場!ようやく気分が変わって、関心が別な問題へ移っていきそうです。
29日(金)は…夜明け前に魚座の月は海王星とコンジャンクション(0°)、次に冥王星とセキスタイル(60°)を作っていきます。ロマンティックで、少しエキセントリックな夜になりそうです。午前9時17分に月が牡羊座へ入って、そんな雰囲気が一掃されるでしょう。午後6時57分、月は太陽とオポジション(180°)=満月、しかも「中秋の名月」です。情報によると、「中秋の名月」は必ずしも満月と重なるわけではないそうです。気象協会によると、次に「中秋の名月」が満月と重なるのは7年後だそうです。今年は日没が午後5時29分ですから、東の空に出たばかりの月を眺めることができます。この満月はこれまで抱いていた問題の解答を与えてくれるでしょう。
30日(土)…早くも9月は最終日です。午前2時52分、愛の星=金星は天王星とスクエア(90°)を作ります。これは…今週唯一の主要な惑星同士の不調和なアスペクト(星同士の関係)になります。天王星は別名「縁切り星」ともいわれますから、愛情問題にケジメをつけようとする方は多いかもしれません。愛情問題の先が見えなくなる曲がり角でもあります。衝動的な気持ちに負けると、あとあと後悔しますから、余裕を残した対応がオススメです。何かと愛情問題がテーマになる一日になりそうです。
10月1日(日)…月が変わって、気分も一新されるでしょう。午前1時48分、月がドラゴンヘッドとコンジャンクション(0°)に。続いて午前1時55分には水星が天王星とトライン(120°)を作ります。深夜なのがもったいないですが、コネクションが広がり、良いアイディアが閃く時です。何かが浮かんだら、積極的に書き留めて、ドシドシ発信していくことです。午前10時17分から月は牡牛座へ入場。落ち着いた平和な日々に立ち戻るでしょう。午後になるとストイックな気持ちが強まり、トレーニングやダイエット、明日の仕事の準備などで忙しく動き始めそうです。
今週も比較的落ち着いた星の動きが続きます。こんな時こそ、マイペースを守りながら、人生をエンジョイするといいでしょう。
SEP 25 2023
瑛利奈
(C)ELINA