6/12~6/18
先週はウクライナ、ヘルソン州のダム決壊や航空機事故、北海道でのマグニチュード6.2の地震など、数々の災害がありました。星の配置は…週末の11日に水星が双子座へ入場しましたが、それと同時に私としては、冥王星が逆行して山羊座へ戻ったことに大きな意味を感じています。また、今週は…重要な惑星の調和のアスペクト(星同士の関係)はひとつしかなく、不調和座相のスクエア(90°)ばかりが目立つ一週間になります。
12日(月)は、午前0時39分の金星と木星のスクエア(90°)から始まります。金星も木星もラッキーな惑星ではありますが、スクエア(90°)となると、楽観過剰から金銭を浪費したり、贅沢に流れるなどの意味になります。牡羊座の前半の月が若い度数の金星や火星とトライン(120°)を作って元気はありますが、エネルギー消費の激しい一日になりそうです。
13日(火)も引き続き月は牡羊座です。午後12時59分、月は双子座の太陽とセキスタイル(60°)に。比較的穏やかな一日です。
14日(水)は午前3時31分から月は牡牛座へ入ります。午後2時40分、月は木星とコンジャンクション(0°)を形成します。牡牛座の木星の力を借りたい牡牛座さん始め、乙女座さん、山羊座さんには幸運を掴むには吉日です。木星の恩恵はこちらから求めていかなくては得られないので、積極的な行動がカギとなります。
15日(木)は…午後1時24分、知性の星=水星が木星とセミセキスタイル(30°)を作ります。マイナーアスペクト(星同士の関係)ですが、今後学びたいことや、やってみたい趣味などの計画を立てるのにいい日です。また、調整の小惑星=パラスが何度か顔を出して、これまでの問題の調整日になるでしょう。
16日(金)午前1時9分、水星が土星とスクエア(90°)を形成します。今週の中で主要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はこの水星と土星とスクエア(90°)と、12日(月の金星と木星のスクエア(90°)のみです。金星&木星のスクエア(90°)の方が楽観過剰だとすると、水星&土星のスクエア(90°)は悲観過剰という意味になります。過剰に自信を失ったり、未来の希望が見えなくなったり、このアスペクト(星同士の関係)は疑心暗鬼の気分を掻き立てます。仮に気持ちが落ち込んだ場合は「ここが最低ラインだ」と解釈するといいでしょう。そうすれば、怖いものがなくなります。午前10時45分から月は双子座へ入ります。
17日(土)は午前0時19分に月が土星とスクエア(90°)を作り、前日の水星が土星とスクエア(90°)と同じような気分が続きますが、その後一転して、月は水星、金星、火星と好調座相を作っていきます。幸い土曜日ですから、前から行きたかったところへ出かけたり、日頃の願望を実行するのに最適な週末になりそうです。行動的になるといいでしょう。
18日(日)は午前0時29分、今週唯一の惑星同士の好調なアスペクト(星同士の関係)、水星と金星のセキスタイル(60°)が形成されます。これは…夢のあるアスペクト(星同士の関係)です。水星は…若者、金星は…愛。若者のように初々しい気持ちで誰かを愛する…という意味です。文字通り、純愛…を表しますが、音楽などアートを愛する気持や、演劇や映画を観るのもいいでしょう。SNSで写真や言葉で気持ちを語ってみるのもチャンスかも。午後1時36分、双子座の新月です。度数は双子座の26度。この一ヶ月の流れが総括されるタイミングになります。
今週は…先週と違い、大きな事件が起きそうな星の配置はないですが、先週示された新たな方向転換に関して、各論といいますか、各自、個人個人で実感するような出来事がありそうです。そろそろ一年も折り返し点に近づいています。このへんで計画を修正したり、見直してみたりするといいかもしれません。
JUN 12 2023
瑛利奈
(C)ELINA