11/21~11/27
先週は…G20やCOP27など、多くの国際会議がありました。また、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル発射やポーランドにミサイルが着弾するなど、第三次大戦を想像するようなニュースがありました。日本国内では…旧統一教会被害者救済法案が審議されるなか、岸田内閣の大臣が相次いで辞任に追い込まれ、日本の政治はこの先どうなるのか?不透明な事態が続いています。この混乱や不安も先月25日の日食や、11月8日の月食が影を落としているのだとすると…今週は新月があり、こうした流れがリセットされるはずなのですが…。
21日(月)は…午後1時6分に太陽が木星とトライン(120°)というとても幸運なアスペクト(星同士の関係)を作りました。これは…今年(2022年)の8月1日以来のラッキーな日でした。しかし、「幸運の女神には後ろ髪がない」という諺通り、過ぎてしまってから動き出しても、後の祭りですが。ごめんなさい。先週から予告しておくべきでしたね。
22日(火)は午前2時15分から月は蠍座。午前7時54分には射手座の水星が金星とコンジャンクション(0°)を作ります。純愛や音楽など、キュンとするような新鮮な感性を取り戻す時です。午後5時20分には太陽が蠍座から射手座へとサインを変えます。日没が早く淋しい季節ですが、ここから世界は陽気な射手座のマインドへと変わっていくことに。
23日(水)は祝日ですが、前日から引き続き月は蠍座です。午前中は天王星、土星などと月のアスペクト(星同士の関係)が悪く、出足は鈍いでしょう。日没を過ぎてから月は海王星、冥王星と次々と好調座相を形成していきます。ゆっくり待った方が何事も順調な一日になりそうです。
24日(木)は…午前5時15分から月は射手座へ。午前7時57分、新月です。これで10月25日の日食以来続いた不吉な日食のサイクルがリセットされます。その後、午前8時2分に今まで逆行していた木星が順行に変わります。木星が逆行を始めたのは…今年(2022年)の7月29日ですから、およそ4ヶ月ぶりに正常運行することになります。当時、木星は牡羊座でしたから、魚座を始め、水のサインのみなさんにとって真に頼りになる木星は今日からということですね。木星の度数は魚座の28度47分と、魚座の時台は残り少ないですが、このあたりに重要な星を持つ魚座さんや、蟹座さん、蠍座さんにはチャンス再来といえましょう。
25日(金)の月は引き続き射手座。午前9時40分に知性の惑星=水星が権利の主張を表す小惑星=ジュノーとスクエア(90°)という不協和音を作ります。人権問題や弱き者が侵害される問題が俎上に上がる日です。こんなとき、失言は禁物です。午後3時以降も射手座の月は火星、海王星とT字スクエアを作りますからヒューマンエラーに気をつけたい日です。
26日(土)は午前6時57分から月は山羊座へ。土曜日らしくない、地味な一日です。友人との連絡も取りにくく、このところの問題の反省会といった感じの日です。注意が行き届かなかったことなどに気が付いて、配慮したり、カバーするには良いタイミングかもしれません。
27日(日)、山羊座の月は第2デークへ入ります。重要な天体同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、平穏な一日になりそうです。人との繋がりを見直しながら、人間関係の交通整理をするにはいい日です。守りばかりではなく、たまには冒険してみる気持ちも必要でしょう。
ようやく日食のサイクルがリセットされましたね!占星学的には晴れて行動制限がなくなりましたが、世の中では新型コロナウイルスの第8波の始まりだそうです。今の時期は即行動よりも、長期の計画をじっくり考えるのがいいかもしれませんね。
NOV 21 2022
瑛利奈
(C)ELINA