10/17~10/23
先週は…11日から「全国旅行支援」がスタート。同時に新型コロナウイルスの水際対策が緩和され、各地で外国人観光客の姿が目立つようになり、以前の賑わいが戻りつつあるようです。「瑛利奈の山手タロット館」にもいちはやく海外から一時帰国されたお客様がいらっしゃいました。一方、ロシア外相からは国家存亡の危機には核を使う可能性もあるとの発言が。また中国の習近平総書記は台湾政策において「武力行使の放棄は約束しない」と党大会で演説。そんななか、またもやドル円は147円後半という32年ぶりの円安を記録しました。日本を取り巻く環境は決してやさしくはないようです。
今週の太陽系は…主要な天体、特に太陽のアスペクト(星同士の関係)が多くきびきびとした流れになりそうです。
17(月)は、終日月のサインは蟹座。重要なアスペクト(星同士の関係)がない。小幅な動きの一日です。午前4時57分、太陽が小惑星=ベスタとトライン(120°)を形成。相変わらず我慢を強いられるような問題が多い一日になるでしょう。午後11時を過ぎてから、権利の主張を表す小惑星=ジュノーが騒ぎ出し、不満分子が発言を強めることも。
18日(火)は…午前2時14分、蟹座の半月です。その後、午前7時7時5分、太陽が火星とトライン(120°)を作ります。火星は戦いの惑星。戦争や軍備など、闘争の話題が多い一日です。ただ、スポーツの分野では良いことがありそうです。午後1時44分から月は獅子座へ入ります。
19日(水)は二つの大きな星のイベントがあります。ひとつは…午前11時20分の金星と火星のトライン(120°)です。金星は天秤座の24度、火星は双子座の同じく24度です。天秤座さん、双子座さん、水瓶座さんなど、風のサインに太陽や金星を持つ方々には愛のチャンスです。これまでの愛の流れを加速して、ゴールが見えてくるはずです。その後、午後10時33分には太陽が冥王星とスクエア(90°)を作ります。社会情勢の潮目が変わる暗示です。これまで表に出なかった難しい問題が表面化するでしょう。
20日(木)には、金星が冥王星とスクエア(90°)を作ります。金星は愛の星ですから、もちろん愛情問題にも影響はあるでしょう。また、金融や経済情勢に不穏な霧が立ちこめてくる可能性が。今週は日々、新しい問題が発表されたり、発覚するなど、運勢は曲がり角にさしかかっています。時代の流れに取り残されないよう、アンテナを張り巡らせる必要がありそうです。
21日(金)午前1時25分から月は乙女座に。大きな動きは少ないので、今週になって起きてきた出来事を整理する一日にするといいでしょう。
22日(土)も引き続き重要な天体のメジャーアスペクト(星同士の主要な関係)はなく、午前11時19分、月は天王星とトライン(120°)を形成。その後、午後8時24分、水星が天王星とインコンジャクト(150°)を作ります。新しいものを受け入れることに幸運が宿るでしょう。ただし、すぐには行動に移せないもどかしさはありますが。
23日(日)午前10時00分、水星が土星とトライン(120°)を形成。午後1時7分には今年(2022年)6月5日から逆行していた土星が順行の方に舵を切ります。6月5日以来、逆行中の土星は本来の統制力を半分しか発揮できない状態でしたが、今日から土星が本格稼働し始めます。滞っていた問題にようやくエンジンがかかって、解決のために重い腰をあげるでしょう。これで逆行星は木星、天王星、海王星の3個のみになります。午後4時51分、愛の星=金星が蠍座へ入場。午後7時35分には太陽が蠍座へ天秤座から蠍座へと入ります。これからはフィックスドサインが主導する重厚な布陣に。ひところのようにコロコロ変わってやり直し…などということのない、一発勝負、そして、力の論理ですべてが決まっていく時代へと変貌していきます。秋も深まり、静けさの中に人の世の孤独を感じる季節に入っていきます。
OCT 17 2022
瑛利奈
(C)ELINA