8/1~8/7
週明け1日(月)…午前7時36分、太陽が木星とトライン(120°)という幸運なアスペクト(星同士の関係)がありました。太陽と木星の調和座相は…コンジャンクション(0°)は3月5日、今日と同じトライン(120°)は昨年(2021年)の10月15日以来になります。この幸運の恩恵に預かるのは、前から準備して、しかも、このアスペクト(星同士の関係)ができる前に、幸運の女神に前から飛び込んで行った人のみ…と言われています。みなさんに先週のうちから予告しておけばよかったですね!まったく不覚でした。しかし、先週は週末、立ち塞がる壁がに書いたように週末に向けてフィックスドサインのグランドクロスがタイトになっていき、私たちの目の前の道に立ち塞がっていったのでした。新型コロナウイルスの感染者数もうなぎ上りに増加して、それどころではなかったのでした。しかし、トルコが仲介したウクライナの小麦輸出は、太陽と木星のトライン(120°)の功績か?輸出したのはトウモロコシだったようですが、8月1日になんとかオデーサ港を出航できたようです。
2日(火)は、引き続き重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)が多い日です。まず、午前中は火星が流れをリードします。午前3時4分、火星がドラゴンヘッドと合(0°)に。午前8時53分に火星は天王星と合(0°)を作ります。仲間を集めて、社会での動きが多い暗示です。しかも、後者は天王星と合(0°)ですから、現体制を革新しようとする勢力の力が目立つ日です。午後になって、主役は火星から金星へと変わっていきます。午後4時53分に金星はドラゴンテイルとトライン(120°)を形成。朝、火星が絡んだのはドラゴンヘッドという社会の前向きな部分を表すポイントでしたが、金星がトライン(120°)を組むのは後ろ向きなドラゴンテイルの方です。世の中を支配するベクトルは内向的な方向へ転換するでしょう。午後9時25分には金星は天王星とセキスタイル(60°)に。こちらはロマンスのアスペクト(星同士の関係)です。2日(火)は午後1時5分から月は天秤座。洗練された出会いの暗示ですね。このところのギスギスした雰囲気が和らぎ、社会的にもプライベートを楽しむ余裕が出てきそうです。
3日(水)は愛の行動の日です。午前10時59分、蟹座の金星は牡牛座の火星とセキスタイル(60°)を作ります。前日から続いているロマンスの動きがさらに具体的な行動へと促されます。天秤座の月は午前5時27分には木星とオポジション(180°)、午後7時44分には月は賢者の彗星=キローンとオポジション(180°)です。暗に「節度や常識を振り切って愛の行動に及ぶ」と言っているかのようです。
4日(木)は朝から月に土星がトライン(120°)を作り、想いが冷静に制御される日です。午後3時57分には知性の惑星=水星が乙女座へ入場します。水星は乙女座の時が最大勢力を発揮しますから、週前半を支配したロマンス主導の流れが終わり、現実的になってくるでしょう。午後9時19分の金星と権利の主張を表す小惑星=ジュノーのトライン(120°)により、ロマンスのアラや綻(ほころ)びが目についてくるのかもしれません。
5日(金)午後8時6分、蠍座の半月です。当面の結果が出る日です。月齢は8日。あと一週間かけて満月へ向かいます。
6日(土)、午前1時22分、愛の星=金星が土星とインコンジャクト(150°)というストレスのアスペクト(星同士の関係)を形成します。その後、蠍座の月は天王星から始まって火星、土星と、次々不調和なアスペクト(星同士の関係)を作っていきます。不満が溜まって鬱々としそうな一日です。午後7時29分の水星と小惑星=ベスタのオポジション(180°)に至っては、開き直って投げ出したい気持ちになりそうです。自分が努力してきたことや相手に尽くしてきたことばかりに目が向きそうです。それよりも、「最初、自分は何を求めていたか?何に憧れていたのか?」…当初の目的を思い出すことが大切です。
7日(日)午前1時38分、月は射手座へ入ります。その後、紆余曲折を経て午後4時11分には射手座の月は牡羊座の木星とトライン(120°)に。正義と勇気と冒険したい気持ち…これらが問題解決のカギになります。
今週は…年に二回しかない太陽と木星のトライン(120°)から始まる前向きな一週間です。今回の太陽と木星のトライン(120°)は「幸運の女神には後ろ髪がない」…つまり、「前から飛び込め」という定説どおり動けない邪魔者が多い先週の星の配置でした。現在、木星は逆行中です。それに加えて、冥王星、土星、海王星、月末には天王星も逆行する異常なほどの逆行星のオンパレードになっています。あとづけながら、掴み損ねた幸運の女神の後ろ髪を、一部でもそっと掴みたいものですね。
AUG 1 2022
瑛利奈
(C)ELINA