7/4~7/10
先週前半は…東京都心で猛暑日が連続9日と、統計開始以来最長を記録しました。海外ではG7やNATO首脳会議に岸田総理が出席したり、また、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟が合意されたりしました。しかし、週末の7月2日(土) 01時35分頃からKDDIの通信障害が発生して、2日後の週明けも、まだ完全に回復してはいないようです。2018年にはSoftBankが4時間、2021年にはDoCoMoが29時間、今度のauの通信障害は…完全復旧までに69時間と、過去最長となる見込みで、最大で3915万の利用者が被害を受けました。ここまで利用者が多いと、数分間の不具合から大規模に波及していくそうです。先月の夏至の日には太陽フレアの記事がありました。太陽フレアによる通信障害は規模は世界的なうえ、期間も二週間に及ぶそうです。このような事態は…ほぼ世界の終末と考えてもいいかもしれません。
悲観的な話になってしまいましたが、4日(月)の星の配置はさほど悪くありません。6月29日の新月以来、早くも月は太陽とセキスタイル(60°)。月齢は5日で、安定の月の形です。しかし、冥王星が金星や水星とマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)で絡んで、なんとなく、スッキリしない日です。
5日(火)は…週前半のなかでは随一、星のイベントが多い、華やかな一日です。午後3時3分、これまで牡羊座を通過していた火星が牡牛座へ入場します。火星が前回、牡羊座から牡牛座へ入場したのは…2021年1月7日でした。この頃、アメリカやイギリス、日本でも新型コロナウイルスの感染爆発がありましたが、火星が牡牛座へ入場するとともに感染者のグラフが下降へと転じたのをよく覚えています。今回も同じように下降線になることを祈っています。その時の「瑛利奈の今週の運勢」、半年ぶりに牡羊座を去る火星にも私は同じようなことを書いていますね。5日は水星も蟹座へ移動します。より7月らしい布陣になり、世の中も変貌していくでしょう。
6日(水)、週明け以来、月は乙女座でしたが、午前7時24分、月が天秤座へ入ります。いま現在、月と相性がいい風のサインの天体が非常に少ないので、月は好調なアスペクト(星同士の関係)を作りません。唯一風のサイン、双子座にいる金星は牡牛座へ入ったばかりの火星と、午前10時13分、セミスクエア(45°)という、不調和なマイナーアスペクト(二義的な星同士の関係)を形成します。金銭トラブルや利害の対立など、身近なところにトラブルが多い日になりそうです。
7日(木)は…午前3時18分、今度は水星が天王星とセミスクエア(45°)を作ります。その後、午前11時13分、天秤座の月は太陽とスクエア(90°)。半月です。7日(木)の午前中の星の配置は神経質です。問題点のあぶり出しにはいいかもしれません。午後2時53分、ようやく月は愛の星=金星とトライン(120°)の好調座相を形成。午後になって雰囲気は穏やかに変わっていきます。
8日(金)午前6時32分、義務を表す小惑星=ベスタが逆行を始めます。小惑星=ベスタは信じるもののために進んで自分を犠牲にする非常に真面目な小惑星なのですが、それが逆行し始めるとなると、理念実現のために、これまで一生懸命堪えてきた尊い気持ちが半減して、ストを起こすようなことになりかねません。現在の世界情勢から考えると、物価高に堪えかねて、ロシアへの制裁に批判的になる論調が目立つようになることも。日本では節電に異論を唱える人も多くなる可能性が…。午後2時14分に月は蠍座へ入ります。月のアスペクト(星同士の関係)はよくないので、金銭に関する不満が火種になりかねない日です。
9日(土)の午前中は蟹座の水星が蠍座の月とトライン(120°)を作って、小惑星=ベスタを入れてグランドトライン(正三角)に。逆行を始めたばかりの小惑星=ベスタの犠牲的精神をしっかりと呼び覚ましてくれます。午後3時過ぎの水星と木星のスクエア(90°)はちょっと気になりますが、午後8時9分、今度は太陽と月が小惑星=ベスタとグランドトライン(正三角)を作ります。ひさびさ経験する水象のグランドトラインに私たちはすっかり心を動かされるでしょう。感動することが多い一日です。
10日(日)は…小惑星=ベスタと入れ替わって、権利の主張を司る小惑星=ジュノーが海王星と一緒になって、月とトライン(120°)の好調座相を作ります。しかし、奉仕の惑星=海王星の影響を受けて、やはりこれは小惑星=ジュノーの自己主張が一歩退くと観た方がいいでしょう。奇しくも、日本は参議院選挙の投開票日ですね。政府与党はこの星の配置を観て日程を決めたのですかね?…と、疑いたくなるほど、現政権に有利な星の配置ですね!国民が自分の利害を譲歩してまで、「いいわ、いいわ」とお人好しになってしまいそうです。みなさん、選挙へ行って、しっかりと自己主張しましょうね!しかし、午後5時38分には太陽が天王星とセキスタイル(60°)という、穏やかに改革が進むアスペクト(星同士の関係)もあります。星のイベントが今週でいちばん多いのも10日ですので、まあまあ、よしとしましょうか。
JUL 4 2022
瑛利奈
(C)ELINA
[…] 先週は…日本時間7月7日にイギリスのジョンソン首相が保守党の党首を辞任するとの声明を発表。驚いていたところ、7月8日には安倍晋三元総理が奈良で遊説中に銃弾に倒れ、同日、午後5時3分に他界したとのニュースが…。これを聞いて、先週の「瑛利奈の今週の運勢」の運勢、、週末、水象の正三角が…を見直したところ、たしかに小惑星=ベスタ逆行に伴って、「これまで一生懸命堪えてきた尊い気持ちが半減して、ストを起こすようなことにな」りかねない日、また「金銭に関する不満が火種になりかねない日です」と私は書いています。しかし、まさか!安倍元総理がその日のうちに亡くなるとまでは思いませんでした。7月10日は参議院選挙で、同情票が多かったためか、自民党は大勝しました。しかし、選挙の前日もテレビでは安倍元総理の生前の功績を称賛し、惜しむ、といった報道が非常に多かったため、自民党にとって非常に追い風になったことは確かでしょう。 […]