11日=火星&土星スクエア。今後の指標に

11/8~11/14

このところ、少し落ちついた星の配置が続いてきました。同時に新型コロナウイルスも収束に向かったような感があります。政府は8日から外国人のビジネス関係者や留学生、技能実習生らに対する入国制限を大幅に緩和することになりました。ニュースによると「磯崎仁彦官房副長官は8日の記者会見で『感染が下火になっており、経済界からも強い要望がある中で一部緩和に踏み切った』と述べた」とのこと。しかし、海外ではドイツやロシアなど、感染者数が過去最大になった国も多く「『感染が下火にな』ったのは日本国内」のみなのに、一日3500人まで受け入れるのはかなり不安な気がします。今週の星も…少し危険なポイントにさしかかっていきます。

8日(月)は重要な天体同士のアスペクトはないのですが…。午前5時23分、火星が海王星とセスキコードレート(135°)を形成。午前6時57分には天王星が小惑星=ジュノーにこちらもセスキコードレート(135°)。現状認識が曖昧で、何事も意見がまとまりません。細部に囚われて作業効率が悪い日です。午後になって、山羊座へ入った月がいいアスペクトを作り始め、次第に見通しが明るくなっていきます。

9日(火)も引き続き月は山羊座。午前中には天王星、午後は太陽と好調座相を形成します。順調な流れです。しかし、午後6時34分、今度は水星が海王星とセスキコードレート(135°)に。午後2時過ぎから再び、判断に正確さを欠く流れです。メンタルケアを心がけましょう。

10日(水)午後9時56分、蠍座の水星が火星に追いついて、合(0°)を作ります。マインドを表す繊細な水星が激しい火星の刺戟を受けて、イライラすることに。知的作業のスピードアップを計ることにもなりますが、ミスも多くなるので注意が必要です。特に車の運転は荒くなりやすいので気をつけてください。

11日(木)は…現在、水瓶座の7度を通過中の土星が主役です。前日の夜に合(0°)になった火星と水星がそのまま土星とスクエア(90°)の不調和座相を形成します。水星の方がスクエア(90°)を作るのは午前2時3分。火星が土星とスクエア(90°)を作るのは午前8時13分です。火星と土星がスクエア(90°)を作るのは今年の1月13日以来です。過去のニュースを調べてみると、2021年1月7日に東京都をはじめとする1都3県に発出された緊急事態宣言が11都府県に拡大されたのがまさに1月13日です。また、今年(2021年)7月1日には火星と土星がオポジション(180°)を作っていますが、この時は7月4日に火星がもうひとつの凶星=天王星とスクエア(90°)を作って、T字スクエアというさらに不穏な配置になっています。熱海市、伊豆山で土石流が起きたのがちょうどこの前日、7月3日でした。過去のこれらの出来事を考えると,火星と土星の不調和座相が決して侮るべきではないことがわかります。さらにこの日は午後9時45分に月は太陽とスクエア(90°)、半月です。11日は今後を予見するための非常に大切なメッセージを私達に与えてくれるでしょう。

12日(金)午前4時52分、水瓶座の月が木星と合(0°)を作って、一気に星の配置が緩みます。

13日(土)午前1時23分、太陽が海王星とトライン(120°)の好調座相を作ります。夢のあるいいムードです。この時間帯ですと、私達の頭の中はまだ金曜日の25時という認識でしょう。このあとも夢が溢れた発想や、いいニュースが私達の耳に次々飛び込んできそうです。今抱えている問題の新たな解決策や処方箋なども出てくるはずです。

14日(日)は深夜に水星が天王星とオポジション(180°)を作って、神経が昂ぶりやすい日です。しかし、その後の星の配置は良好。おしなべて平和な休日になりそうです。

今週は11日(木)の火星&土星とスクエア(90°)が最も厳しい曲がり角といえます。この火星&土星とスクエア(90°)は精神的な影響だけではなく、物質的にも破壊的な力を持つアスペクト(星同士の関係)です。週の初めから気を引き締めて、マイホームや車のメンテナンス、PCたスマホのセキュリティ、また、あなた自身の身体のケアに気を配ように心がけたほうがいいかもしれません。

NOV 8 2021

瑛利奈

(C)ELINA

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