9/20~9/26
先週は…17日(金)、台風14号が観測史上初めて福岡県に上陸しました。その後、シルバーウィーク後半の19日(日)、各地で人出が激増しました。
20日(月)は「敬老の日」。魚座の月は午前7時25分、天王星とセキスタイル(60°)、午後8時39分には海王星とコンジャンクション(0°)に。天王星、海王星ともに凶星ですが、アスペクト(星同士の関係)は調和。新しいものに憧れたり、夢を追うなど、ロマンチックな気分でホンワカと過ごす休日になるでしょう。
21日(火)は「中秋の名月」です。ひさびさお天気にも恵まれて、美しい満月が観察できそうです。満月の時刻は…天文暦によると午前8時54分。あいにく朝です。しかし、「中秋の名月」が本当の満月に重なるのは8年ぶりだそうです。同じく、21日(火)午前7時52分、天秤座の水星が木星とトライン(120°)の好調座相を作ります。知性の惑星=水星が学問研究の惑星=木星と最高にいい関係になるわけですから、ヤル気を鼓舞されますね。その後、満月を挟んで午前10時3分、火星がドラゴンヘッドとトライン(120°)に。ミーティングや会議には絶好の日です。むしろこの時間帯までが勝負の一日です。午後になると星は次第に後ろ向きになっていきます。
22日(水)は乙女座最後の日です。乙女座の太陽は9月17日の冥王星とのトライン(120°)を最後に、すでに他の惑星とメジャーアスペクトを作っていません。消化試合のような状態です。この日に有力なアスペクト(星同士の関係)を作るのは、水星と冥王星のスクエア(90°)のみです。これは…せっかくうまく動き出した物事に伏兵が登場する暗示です。変化が多い一日になるでしょう。
23日(木)は秋分です。つまり太陽が天秤座へ入場する日ということ。午前4時20分、太陽は乙女座から天秤座へサインを変えます。これと同時に2021年の今季(四半期)の日本の運勢を司るホロスコープも書き替えられます。新しい秋分図を下にアップしておきます。このところ火象サインがまったくない日が続きましたが、秋分図はかろうじて月が火象サインの牡羊座へ入りました。しかし、木星から始まる外惑星がすべて(合計5個)逆行星という非常に変則的なチャートです。昨年の秋分図は木星は順行でしたが、火星を入れて、やはり5個の惑星が逆行していました。昨年総裁に選出された菅総理も短命でしたから、次の総理も短命になるかもしれません。午後6時40分、愛の星=金星は天王星とオポジション(180°)という、別離のアスペクト(星同士の関係)を作ります。愛情問題や人間関係をなんとかしたい気持ちが高まる暗示です。自分が納得するためには別れも辞さない…という感情が高ぶる暗示です。妥協が難しいタイミングですから、ことを荒立てたくない場合はその問題に触れないほうが賢明です。
24日(金)は金星が主役です。さらに自己弁護したり、午後には平和的に調整する努力を模索するでしょう。ソフトパワーが強まる日です。
25日(土)、月は牡牛座の第2デークへ。このあたりは牡牛座の天王星や蠍座の金星を刺戟しやすく、問題の多いポジションです。日没後、月は木星とスクエア。ひとつの問題に深入りしないようにするのが得策です。拘っても解決策が見えてこないでしょう。午後10時9分、月が冥王星とトライン(120°)に。外的要因が加わって事態があっけなく変わる暗示です。
26日(日)午前6時49分、天秤座の火星が水瓶座の土星とトライン(120°)を形成します。厳めしいアスペクト(星同士の関係)です。話が前後しますが、21日に蠍座へ入った小惑星=ベスタと併せて考えると、公的権力が強まることになるのかもしれません。9月末の緊急事態宣言の最終日を前にして、私達の行動制限が強化されることになる可能性も。
今週の日本は、政府与党の総裁選の真っ直中です。秋分ということもあり、長期的に見れば大きな変動もありそうですが、しかし一週間単位で考えれば、かなり安定したものになるでしょう。まずは、仕事中心に「やれるところから片付けていきましょう!」という週になりそうです。
SEP 21 2021
瑛利奈
(C)ELINA