7/26~8/1
先週は東京オリンピック開催のため、「海の日」が22日(木)に、「スポーツの日」が23日(金)に移動して、大型連休となりました。私などは直前に気が付いて大慌てしたのですが、直前までオリンピック開催の是非を議論していた世の中の雰囲気に反して、「な~んだ!最初から決まっていたんじゃないか!」と、キツネにつままれたような気持ちになりました。23日(金)の開会式以降、報道はオリンピック一色になり、これだけのエネルギーを押さえ込むことができると思っていた世論の虚しさを知りました。その後、オリンピック会場に詰めかける人の波を見ると…無観客開催を決定した意味があるのか?また、見切り発車的開催に、なんとなく釈然としない思いも…。
26日(月)…7月18日の太陽と冥のオポジション(180°)に続いて、午前5時14分に水星が冥王星とオポジション(180°)を形成。水面下で何かが起きるアスペクト(星同士の関係)ですが、オリンピックのニュースに掻き消されて、声が届きません。午後12時29分に月が魚座へ入ると、星の配置はいい流れに。楽しげな一日です。
27日(火)は大きな星の動きがありません。なかでは水星が午前3時19分、調整の小惑星=パラスとトライン(120°)の好調座相。午後3時48分には水星が火星とセミセキスタイル(30°)という努力すれば育つというプチラッキーな配置に。午後9時1分には水星が癒やしの小惑星=セレスとセキスタイル(60°)を作って、私達の心に温かいメッセージを送ります。一日は平和な雰囲気に支配されるでしょう。
28日(水)午前10時11分、水星が獅子座へ入場します。その後、午後9時42分、これまで魚座を逆行していた木星が水瓶座の領域へ逆行で入ります。この瞬間から獅子座の天体は太陽、水星、火星の3個、水瓶座に土星と木星、牡牛座の天王星…と、フィックスドサインの天体が十大天体中6個を占める布陣となります。夏至の頃の蟹座と魚座など、水のサインに星が多く集まった、センシティブな配置とは異なり、甘えは許されないパワーバランス中心の傾向へと世界の流れは変わっていくでしょう。
29日(木)午前6時18分、牡羊座の月が獅子座の太陽にトライン(120°)の調和座相を形成して、オリンピックたけなわムードにシフトしていきます。世の中の流れも安定感が出てきます。
30日(金)午前0時50分、獅子座の29度で火星が木星とオポジション(180°)を形成。これは…加熱する暗示です。五輪ムードが過熱するのはいいのですが、新型コロナウイルスの感染者急拡大の怖れかもしれません。その後、午前5時32分、今度は火星が獅子座を離れて乙女座へ入場します。乙女座は医療を表すサインです。行政の方針が医療重視へ舵を切り始める暗示です。
31日(土)は牡牛座の半月です。同時に太陽が権利の主張を表す小惑星=ジュノーとトライン(120°)を形成。今週は一時収まっていた議論がまた再燃する可能性も。
8月1日(日)には水星が小惑星=ジュノーとトライン(120°)を作ります。今後の国の政策やコロナ対策など、さらに論じられるようになりそうです。
今週は…今まで空気を読みながら進めてきた世の中の流れが、現実路線へと変わってくるでしょう。私達も日和見的な姿勢を改めて、これからの生き方に真剣に向き合う必要を感じ始めるのかもしれません。まずは、自分自身の本音をよく見極めて、ブレない姿勢を保つことが大切です。私達、日本国民は、東京オリンピック開催を機会に、大人の寛容さを持てるよう、自分を見直すべきなのかもしれません。
JUL 26 2021
瑛利奈
(C)ELINA
[…] 先週…7月30日、火星が木星とオポジション(180°)を作りましたが、五輪は大人の寛容さでの中で心配したとおり、新型コロナウイルスの感染者数は、東京で3800人を超え、全国では毎日10000人を超えるようになりました。それにより、2日(月)から緊急事態宣言が東京都と沖縄県に加えて、首都圏の三県と大阪府でも実施されることに。そうはいいながら、日本国内は東京オリンピックで盛り上がっています。 […]