6/14~6/20
先週は10日に日食があり、その後、週末に星の配置は回復し、イギリスで行われたG7もなんとかラッキーな日に最終日を迎えられたようです。
6/14(月)は午前3時22分に月が獅子座へ。午前8時39分、太陽が海王星とスクエア(90°)を形成。霧を表す海王星の象意どおり、日本列島が霧に包まれ、関東地方もいよいよ梅雨入りとなりました。
6/15(火)は…太陽系のなかの二大凶星といわれる土星と天王星がスクエア(90°)を作ります。逆行中の土星は水瓶座の13度06分、天王星は牡牛座の13度06分です。また、悪いことに獅子座の月が加わって、かなり正確なT字スクエアになります。そもそも土星の公転周期は29年、天王星は84年ですから、この2つの惑星がスクエア(90°)などのアスペクト(星同士の関係)を作る機会も非常に少ないのです。例えば、前回スクエア(90°)を作ったのは今年の2月18日ですが、その前は…2000年5月13日でした。土星は年に一回逆行するため、2月は順行、6月は逆行、そして12月に順行でスクエア(90°)を形成します。前の「瑛利奈の今週の運勢」を見ると、前回の土星&天王星スクエア(90°)の2月18日は東京オリ・パラ組織委会長が森喜朗氏から橋本聖子氏に代わった日だったようです。15日をもって、また時代の流れが変わるでしょう。日本の政治の中枢にも変化があるのかもしれません。みなさんのなかでは現在土星がいる水瓶座の13度付近に重要な天体を持つ方、また、天王星がいる牡牛座の13度付近の方、さらに獅子座の13度付近、蠍座の13度付近に太陽など、重要な星を持つ方は…予想するのも忍びないのですが、煽りを受けるでしょう。ホロスコープの中には10個以上のポイントがありますから、誰しも何らかのカテゴリで影響があるはずです。
しかし、土星&天王星のスクエア(90°)といえども「怖れるなかれ」です。占星学的には古き因習を捨てて、新しいものへチャレンジするチャンスといわれています。ただ、変化や急カーブには多少の横揺れはつきものです。心の軸をしっかりと保って、あなたの真に求めるゴールの方向へハンドルを切るといいでしょう。
16日(水)は獅子座の月が太陽とセキスタイル(60°)を作って、安定の方向へ…。その後、あまり重要なアスペクト(星同士の関係)はなく、ネガティブなものばかりです。とはいえ、金星や木星など、ベネフィックス(吉星)が多く絡んでいるので、気が緩んでダレた感じです。特に午後11時22分の水星と小惑星=ベスタのスクエア(90°)は「疲れたから、もういい加減にしてよ!」と、肩の荷を投げ出したい気持ちを表しています。
17日(木)になると、今度は小惑星=ベスタが金星や月と効果的に絡んで、「気を取り直して、もう一度頑張ろう!」という気分にさせてくれます。新しい未来が見えて、ヤル気を取り戻す一日になるでしょう。
18日(金)は乙女座の月が深い度数まで来て、海王星、冥王星などと関わります。太陽との関係は半月です。当面の方向が概ね決まるでしょう。
19日(土)は悪くない一日です。天秤座の月が土星、水星と好調。土曜日ながら順調に仕事が運びます。ワクチン接種などもスムーズに行われそうです。
20日(日)は天秤座の月が金星、冥王星とはT字スクエア。同時に太陽とトライン(120°)ここに木星も加わってグランドトライン(正三角)です。ダイナミックな星の配置です。いろいろな問題が活発な動きを見せる日です。新しい計画に着手するのもよさそうです。
今週は…何と言っても15日の土星&天王星のスクエア(90°)がハイライトです。6/15(火)の予想にも書いた通り、大きな時代の変わり目です。しかし、双子座の太陽が巻き込まれていないので、大きなテーマではありながら、私達の生活への直接的な影響は大きくないでしょう。ただ、この星の配置は…「現状に流されず、いざという時には改革も必要だ!」と私達に「覚悟を持て!」と諭しているかのようです。のんのんと現状維持に固執するだけが人生ではないはずです。ちょっと苦しい壁にぶつかるのは、飛躍するチャンスなのかもしれません。
JUN 14 2021
瑛利奈
(C)ELINA