5日から星は緩む…

5/3~5/9

コロナ禍のもと、緊急事態宣言やまん防で締め付けが厳しいゴールデンウィーク。先週から地震や竜巻など、このところ気象も荒れ模様です。

週明けの3日(月)の星の配置は…昨年(2020年)12月17日以来、水瓶座に入った土星が初めて太陽とスクエア(90°)を形成します。これは…私達が土星から「NO!」の一言を強く突き付けられるタイミングです。今年初めての大きな曲がり角なのです。この危険なカーブを上手く曲がりおおせたら、そのあと視界が開けてくるはずです。上手くカーブを曲がるコツは…カーブの手前でブレーキを踏んで速度を落とすことです。実際の車の運船もそうですが、高速でカーブに突っ込んでから慌てて急ブレーキを踏むのは最も危険な運転です。太陽と土星のスクエア(90°)の時もまったく同じ要領で、カーブと観たら、あらかじめスローダウンすること…このように考えるといいでしょう。ということは…いまさらそれに気付くのは遅すぎるというわけですが…。

4日(火)には、未明に月が土星と合を作ります。もともと太陽と土星はスクエア(90°)ですから、月と太陽もスクエア(90°)になるわけです。3日に引き続き、4日のキーワードも「スローダウン」。その後、午前11時48分、水星が双子座へ移動します。これを契機に牡牛座に固まっていた星たちが少しばらけてくることになります。

5日(水)の連休最終日、張り詰めていた星の配置は大分和(やわ)らいできます。午前9時5分に水瓶座の月は木星と合(0°)を作って、幸運の予兆をもたらすでしょう。

6日(木)は概ね順調な流れになりそうです。午後8時24分、牡牛座の愛の星=金星が冥王星とトライン(120°)の好調座相を形成します。潮目が変わる暗示です。何か新しい出来事が発表されたりもします。

7日(金)…月は魚座の第三デークへ入って、さらに緊張感は解(ほぐ)れてくる配置です。ただし、海王星の作用で判断が甘くなります。仕事のミスなどは注意が必要です。午後には…冥王星、金星などが好調で、人間関係を修復したり、心の距離を詰めるにはいい雰囲気をもたらしてくれます。

8日(土)午後10時37分、愛の星=金星が木星とスクエア(90°)の不調座相を形成します。金星も木星もお互いにラッキーな惑星ですから、シリアスな問題が起きるアスペクト(星同士の関係)ではないですが、気の緩みが生じたり、幸運を期待しすぎてガッカリしたり、いってみれば人災的な気の緩みが原因で失望感が生まれることになります。また、出費がかさむという意味もあるので、お金の管理には注意しましょう。

9日(日)午前11時1分、金星が牡牛座を出て双子座へ移動します。双子座は「移動」を意味します。また、同日午前7時10分には知性の惑星=水星が義務を表す小惑星=ベスタとスクエア(90°)を形成しているので、国民全体が束縛されることに絶えられなくなる暗示です。これを機会にまた新型コロナウィルスがさらに感染拡大することが懸念されますね。しかし、こころの軸がいろんな方へ傾いたり、やりきれなくなったりするのは人間だからゆえです。コロナ疲れも感じない、自由に行動できなくても淡々としている…こんな人間になったらおしまいではないでしょうか?なかなか安定しない自分の「こころ」と向き合うこと。このような心構えを持つことが人間には大切なのだと思います。

MAY 3 2021

瑛利奈

(C)ELINA

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