12/7~12/13
月食と日食に挟まれたなんとなく落ち着かない一週間になりそうです。感染拡大してきた新型コロナウイルスも各地の知事の営業自粛要請により、これ以上広がらずに済むのでしょうか?今週の星の動きは太陽のアスペクト(星同士の関係)こそありますが、相手が海王星だったり火星だったり、アテにならない惑星ばかりなのが気にかかります。
7日(月)は午前4時46分から月が乙女座へ。しかし、太陽が義務を表す小惑星=ベスタとスクエア(90°)と不調座相を作ったり、水星が冥王星とセミスクエア(45°)を形成したりと、スッキリしない星の動きが続きます。神経質で、なおかつ先が見えずにイライラするような気分の一日です。
8日(火)は半月です。先週の半影月食だった満月と、来週訪れる日食の新月のちょうど中日です。当面の中間報告というような結果が出ます。しかし、乙女座の第二デークを通過する月のアスペクト(星同士の関係)は思わしくなく、午前7時51分に月が義務や自己犠牲を表す小惑星=ベスタと合になり、重い気分で一日がスタートすることに。昼過ぎには月が海王星とオポジション(180°)を作って、今度は逆に希望的観測が強くなり、ぬか喜びをする向きも…。日没後は金星、冥王星と月が好調座相を作り、夜になってようやくホッとできそうです。
9日(水)、ようやく順調な流れへと太陽系の配置は変わっていきます。早朝に月は木星、土星とトライン(120°)の好調座相を形成。このチャンスを捉えるには前日からオファーをしておいたほうがいいでしょう。仕事関係の場合は、8日(火)の午後4時を回ったら、すぐに約束を取り付けてください。プライベートの場合は8日(火)午後5時21分の月と金星のセキスタイル(60°)の時間帯を使うのがいいですね。そうすれば、翌日の早朝のラッキーな星のチャンスを掴めるでしょう。
10日(木)午前4時40分、太陽が海王星とスクエア(90°)を形成。これは勘違いや過ち、もっと悪い場合は詐欺やテロなどのアスペクト(星同士の関係)です。午後12時30分には水星が木星とセミスクエア(45°)を作ったりと、契約を交わしたり、正解を求めるには不適な配置です。午後4時21分に月が太陽とセキスタイル(60°)を作ってから、流れは好転するでしょう。特に午後8時55分の金星と冥王星のセキスタイル(60°)のタイミングは逆転勝利を導く可能性も。じっくりと夜を待ったほうがいい一日です。
11日(金)午後3時には射手座の太陽が牡羊座の19度にいる火星とトライン(120°)を作ります。スポーツをする方や肉体労働、遠くへの移動などには非常に助けになるアスペクト(星同士の関係)です。ただ、新型コロナウイルスの感染防止には吉とでるか?凶と出るか?なかなか難しいところです。しかし、世の中の流れは急速に楽観的な方へ変わっていくでしょう。
12日(土)はまたまた小惑星=ベスタと海王星にリードされる一日です。小惑星=ベスタも海王星も、その意味は「自己犠牲」。また火星がドラゴンテイルと関わったり、水星が海王星とスクエア(90°)を形成するなど、行動自粛や規制されていることを強く意識する星の配置です。ついつい家に籠もりがちになってしまいそうです。
13日(日)の午前中は…蠍座の第三デークを通過する月が次々と冥王星、金星、木星、土星と好調なアスペクト(星同士の関係)を形成していきます。何事も快適に進行する暗示です。この流れは日中も続きますが、午後8時を回って、少し壁に当たってしまうでしょう。特に午後8時38分には水星が海王星とスクエア(90°)を作ると、判断力が鈍ったり、勘違いが起きやすい精神状態になりそうです。今週、10日(木)に海王星とスクエア(90°)を作ったのは太陽ですが、今度は水星です。水星は知性を司っていますから、13日(日)の場合は海王星の悪影響が判断力や思考力に及んでくるのです。もうひとつ、通信障害なども生じやすいアスペクト(星同士の関係)です。もしも、データのバックアップを取るなら、この日は午前中のうちに済ませておきましょう。
DEC 7 2020
瑛利奈
(C)ELINA