水星が活発な一週間

11/23~11/29

22日(日)から太陽が射手座に入り、今年も残すところあと一ヶ月ちょっと。冬の気配とともに新型コロナウイルスの感染者数は日に日に増加しているようです。

23日(火)は連休の最終日、勤労感謝の日になりますが、射手座の太陽はまだ本気のアスペクト(星同士の関係)を作っていません。魚座の前半を通過する月は概ね好調。比較的静かな祝日です。午後3時51分、金星が農業の豊穣を意味する小惑星=セレスとトライン(120°)を作って、まさに収穫祭らしい一日です。

24日(水)は午前0時30分、魚座の月が海王星と合(0°)から始まり、一日を通じてよくも悪くも海王星のアスペクト(星同士の関係)が目立ちます。海王星の象意は献身です。ですから、決して悪意や利害関係で揉める日ではないのです。このところgo to キャンペーンが議題になっていますが、これも国が人助けのために行っている政策なのです。午後1時39分に水星が海王星とトライン(120°)の好調座相を形成して、世の中の流れはより理想主義の方へ傾くでしょう。しかし、前日金星と好調だった小惑星=セレスは太陽とスクエア(90°)と、不調座相に。もうひとつ、ツメが甘い一日になりそうです。

25日(水)午前0時4分、月が牡羊座へ入ります。その後、午前6時12分に月は射手座の太陽とトライン(120°)の調和座相を作ります。順調に物事が育っていく暗示です。特に射手座の太陽、歩羊座の月…と、火象サインですから、何か勉強を始めたり、新たにスポーツに取り組むなどチャンスです。

26日(木)はあまり前向きな星の動きはない一日です。ドラゴンテイルや冥王星など、人々の心にネガティブな作用を及ぼすポイントへの刺戟が多いため、内向きになりすぎないように気をつけましょう。

27日(金)もまだ太陽は重要なステージへ登場してきません。なかでは、水星が権利の中朝を意味する小惑星=ジュノーと合(0°)になったり、冥王星とセキスタイル(60°)を作ったりと、知性の惑星=水星がいちばん活躍します。もしも、あなたが既存の流れに不満を持っていたら、「ちょっと待った!」と、主張するにはいいタイミングかもしれません。また、冥王星の方は隠蔽されていた謎を解明するのに一役買ってくれそうです。

28日(土)は…午前2時10分、愛の星=金星が別離を意味する惑星=天王星とオポジション(180°)を作ります。その後、午前4時10分、このオポジション(180°)の一方の星、天王星に牡牛座の月が重なります。また、午後4時17分、冥王星が小惑星=ジュノーとセキスタイル(60°)を形成。いろいろと騒がしい一日になりそうです。恋愛問題で迷っている場合は、この日に動くのは要注意。別れを早めてしまうことになる可能性も。また、調整や仲直りのための話し合いも逆効果になりかねないでしょう。

29日(日)午前9時36分、いままで逆行していた海王星が順行し始めます。22日に茨城県沖でM5.7の地震がありましたが、この日の海王星順行も引き続き気をつけたい動きです。別な流れとして、水星は午前11時50分に木星とセキスタイル(60°)を作ります。こちらは27日(金)に提案した新たな計画を、より後押しをしてくれるアスペクト(星同士の関係)です。

今週は水星の働きが活発な一週間です。「まずは、溜まった実務処理に専念して、その後のビジョンは後で考えよう」…こんな一週間になるかもしれません。

NOV 23 2020

瑛利奈

(C)ELINA

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