10/5~10/11
先週は土星と冥王星が順行し始めたり、火星&土星のスクエア(90°)、また満月…と、今季のターニングポイントともなるべき星のイベントがたくさんありました。日本では菅総理の学術会議新会員候補者の任命拒否など見逃せない問題もありました。なかでもトランプ大統領が選挙を前にして新型コロナウイルス陽性とのニュースはサプライズでしたね。さすがに土星、冥王星がステーション、火星&土星スクエア(90°)だけのことはあります。
5日(月)は今週のなかでは平和な星です。日本では株価も持ち直して、楽観的なムードが広がります。
6日(火)は前日よりは少しシリアス度が増します。牡牛座の月が未明に土星と調和座相、その後、火星が義務を表す小惑星=ベスタとトライン(120°)を作って、地に足が着いた雰囲気に支配されます。現実を見極めるにはいい日でしょう。
7日(水)は双子座の月が夕刻、天秤座の太陽とトライン(120°)の調和座相を。引き続き安定感がある一日です。
8日(木)あたりから先週の問題がまた蒸し返してきそうです。今まで静かだった世論も、みな「ひとこと言わせて!」と、問題を突っつき始めるでしょう。新たな意見が台頭して、今までの流れを覆す動きが強まります。
9日(金)午後10時9分、逆行中の火星が今度は冥王星とスクエア(90°)を作ります。先週は火星が山羊座の25度にいる土星にスクエア(90°)でしたが、今週は火星がもう少し逆行して、相手は山羊座の22度の冥王星です。先週明らかになった問題をさらに深く追究したくなるアスペクト(星同士の関係)です。このあたり=カーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の22度~25度あたりにキズを持っている方は要注意です。みなさん自分のホロスコープを観るのは大変かもしれまので、例えば8月13日や25日、また9月30日前後に手痛い問題が起きた方は、その問題が蒸し返される可能性があるでしょう。あせらず冷静な対応がいちばんです。
10日(土)になると先週以来の緊張した局面から解放されそうです。昼過ぎ、月が海王星とトライン(120°)、夕方にはこのところ火付け役だった火星がノースノード(ドラゴンヘッド)とやはりトライン(120°)で調和します。あまりエゴを押し出さずに、みんなのことを考える姿勢が大切です。逆に自分の利益に誘導したい場合は、まず相手の立場を尊重する姿勢で交渉を始めるといいでしょう。
11日(日)は2つの重要なアスペクト(星同士の関係)があります。まず、午前8時8分に乙女座の金星が牡牛座の天王星にトライン(120°)を形成します。牡牛座さんや乙女座さん、山羊座さんにとってロマンス運到来です!時刻も早いので、愛のチャンスは前日から伏線を張るなどして、行動しておくべきですね。次の重要なアスペクト(星同士の関係)は午後10時34分の太陽と木星のスクエア(90°)です。これは…「引っかけ問題」のような人が悪い作用があります。太陽は天秤座、木星は山羊座ですから、天秤座さんや山羊座さんはもとより、牡羊座さん、蟹座さんも「偽りの幸運の予兆」に気をつけてください。読みが甘くなり、後でガッカリしないように。となると…この日はチャンスと引っかけ問題が両方仕組まれている山羊座さんは戸惑うかもしれませんね。しかし、多分…この2つのアスペクト(星同士の関係)は別な問題だと思うので、分けて考えれば大丈夫でしょう。山羊座さんのことですから、「夜にワナがあるからロマンス運も遠慮しておく」ということになりかねないですから。チャンスはチャンスでしっかり掴むことです。
OCT 5 2020
瑛利奈
(C)ELINA