8/17~8/23
猛暑が続いています。今日は浜松で41.1°Cの最高気温タイを記録しました。また、日々、全国各地点で史上一位の高温を観測しています。ホロスコープを観ると、やはり太陽、水星、火星が火のサインで、今日はさらに月も獅子座。火の象の勢いが最も強くなっています。それと同時に8月8日に金星が双子座を離れてから、このところは風のサインがゼロの状態が続いています。これでは歩いているだけで息が苦しくなるわけです。風のサインは英語でエアサイン。空気、つまり呼吸を司ります。
17日(月)は獅子座の水星が火星とトライン(120°)の好調座相を作り、暑い中でもキビキビと物事が捗る日です。
18日(火)午前0時7分、水星が太陽に合(0°)となります。一見よさそうなアスペクト(星同士の関係)に思えますが、水星が太陽の熱で焼き切れてしまうといわれ、水星の持つ繊細な「知」の多様性やヒラメキが失われてしまう暗示です。午後6時16分、またもや水星は山羊座の土星とインコンジャクト(150°)という足を引っ張られるようなアスペクト(星同士の関係)で拘束されてしまいます。星の上でも猛暑で頭が回らず、足下も覚束ないような状態ですね。
19日(水)は盛りだくさんの星のイベントがあります。まず、午前4時27分、愛の星=金星が天王星とセキスタイル(60°)を形成。これは…ラブロマンスの配置です!時刻は明け方ですから、この「ラブロマンス運」は週明けからすでに始まっていると考えていいでしょう。今週は「知性」の風がなりをひそめて、「トキメキ」や「感性」への追い風が強まっています。新しい恋愛をしたい方や、刺戟が欲しい方にはチャンスかもしれません。また、19日の午前11時41分は新月です。これを機会に新しい月のサイクルが始まります。暑さで弱っていた草や木も新たな芽が吹く時期です。心理的には、過去から引きずっていた停滞ムードも吹っ切れていきます。
20日(木)午前10時29分、獅子座の水星がいち早く乙女座へ入場します。乙女座といえば秋のサインです。この日は月も同じく乙女座です。月は午後から金星、木星と相次いで好調なアスペクト(星同士の関係)を形成して、最近の息が詰まるような流れを穏やかに変えてくれるでしょう。
21日(金)はあまり大きな星の動きはなく、乙女座の月が冥王星、土星と調和して、職場の雰囲気を引き締めています。
22日(土)獅子座の29度まで度を深めた太陽は月とセミスクエア(45°)のマイナーアスペクトを作りますが、すでに太陽の力は18日の水星と合を作ってから、リタイアしたような形になっています。太陽系は社長が引退して、部下が代わりに回しているような状況になっていた…といえるでしょう。
23日(日)午前0時44分、太陽が乙女座へ入場します。過去のデータによると、太陽が乙女座へ入ると暑さはピークを過ぎ、秋の気配がしてきます。この日、月は天秤座の第三デークを通過中で、火星とオポジション(180°)、冥王星、土星とスクエア(90°)という不調座相を作っていきます。これまでの容赦ない厳しさを持った季節はそろそろこの日で終わっていきそうな模様です。
AUG 17 2020
瑛利奈
(C)ELINA