12/23~12/29
22日(日)は冬至。この日から今季の日本の運勢が書き換わりましたが…。年の瀬の今週、早くも記憶に残すべき大きなイベントが満載の一週間がやってきます。
23日(月)は蠍座の月が午前中から海王星、土星、冥王星と好調なアスペクト(星同士の関係)を作り、波乱が起きそうな星ではありません。正午過ぎに月が蠍座の火星に合(0°)となり、週明けらしく、仕事が捗りそうな日に。
24日(火)は午前1時34分から月は射手座へ移動します。午前9時台に月が愛の星=金星と好調座相を作って、23日(月)よりはまったり感もある日です。
25日(水)午前6時43分、山羊座の2度46分まで進んできた太陽が牡牛座の天王星とトライン(120°)の好調座相を形成します。これは…通常ではなかなか動かせない現実の壁に風穴を開けるチャンスです。特に山羊座さんを始め、乙女座さんも冒険に乗り出すといいでしょう。ただ、天王星が合(0°)となる牡牛座さんには幸運とばかりはいえないかもしれません。何故なら天王星は自由な世界へ飛翔させてくれる惑星ですが、ズバズバと絆を断ち切ってしまう縁切り星でもあるからです。これから長い年月をかけて、天王星が牡牛座の深い度数まで入ってきますが、これは…4月生まれの牡牛座さんから次第に過去を断ち切って独立したり、既存の枠をはみ出して自由に羽ばたきたいなどの願望で天王星があなたを染めていくようになることを意味しています。天王星は革命の星ですから、そのプロセスが多少過激だろうと容赦しない性質を持っています。天王星からのメッセージがあまりに痛みを伴う自由だったら…少し足下を見ながら熟慮熟考したほうがいいかもしれません。何年も先のことを今ここで先回りして助言するのは少し早計でしたが…。とにかく25日(水)は…日頃ならなかなか開けることができない幸運の扉が軽く開く日…といっていいでしょう。
26日(木)は…午後2時ごろから部分日食です。度数は山羊座の4度6分です。今回はシンガポールあたりを中心として、東は日本から西はアラビア半島まで、部分日食を観察できます。2019年は1月6日にも日食がありましたが、これで山羊座の日食は一年で二回目になります。「ラッキー!」ですって?いやいや、占星学では日食は太陽が隠れてしまう事象ですから、あまり有り難くないものなのです。意味としては「喪失」というのがいちばん適当かもしれません。日食の影響は彗星のシッポのようにしばらくは残ります。
27日(金)は夜になって、山羊座の月が土星、冥王星に合(0°)。いかにも一年最後の営業日らしく土星、冥王星が私達の現状にシリアスな「総決算」としての答えを出してくれるでしょう。
28日(土)の午前3時25分、太陽が幸運の惑星=木星と合(0°)という年に一度のラッキーなアスペクト(星同士の関係)を作ります。日食のあとの太陽と木星のコンジャンクション(0°)はどのくらい幸運を引き寄せる効果があるのか?予測は難しいですが、対外的なアピール度は部分日食のパーセンテージ(東京で27%)くらいは低くなるものと思われます。しかし、その分人の心の中に影を落とす内省的な効果はより強いかもしれませんね。
29日(日)午後1時54分、知性の惑星=水星が山羊座へ入場します。これで山羊座の天体は5個。それに牡牛座の天王星を加えて、地象サインに星が6個集まることになります。地象サイン同士、つまり同じエレメントの星は相性がよく、ガッチリスクラムを組みますから、今の日本も政治体制と同じく、一極集中で進んでいくでしょう。
今週は日食を挟んでの太陽&天王星、太陽&木星、ふたつのラッキーな星のイベントがあります。これらのチャンスを生かすためには、思いつきではない、本腰の情熱をこのタイミングにぶつけること。そうすれば、新たな成功への道が開けてくるかもしれません。
DEC 23 2019
瑛利奈
(C)ELINA