3日、山羊座に木星が入場!

12/2~12/8

2日(月)は重要な惑星同士のアスペクト(星同士の関係)はなく、小惑星、ベスタ、ジュノーの動きが目立つ日です。つまり、大きな事件が少なく、身近な義務や責任問題のみが取り沙汰される一日だということ。おりしも11月30日が秋篠宮様、12月1日は愛子様と皇室の方のお誕生日が続き、メディアでは皇室に関することが話題になっています。

3日(火)は午前3時20分に木星が山羊座へ入場します。木星はだいたい12年周期で太陽の周りを公転する惑星で、ひとサインに約一年留まります。前回、射手座に入場したのは2018年11月8日の夜でした。約1年1ヶ月ぶりの出来事になります。木星とは…幸運を運ぶといわれている、太陽系で最もラッキーで高貴な惑星です。昨年の11月8日以来射手座さんを始め、牡羊座、獅子座など、火象サインに重要な星を持つ方が木星の恩恵に浴してきました。3日(火)以降、木星の恩恵はまず山羊座さん、ならびに牡牛座さん、乙女座さんなど地象サインの方に幸せを運ぶことになります。木星の恩恵は…ただ待っているだけでもなにがしかのいいことはありますが、それだけでは「平和な生活ができた」…という消極的な結果で終わりやすいのです。特に木星の性質として「楽観主義」があります。となると…木星があなたの星に対していいポジションに入ってきたと同時に「すべてがうまくいく」ような気がして、悩まなくなってしまう…こんなことはよくあります。「土星がもたらす『苦労の時』はながく、木星の『幸せな時』は短い」といわれるように、土星の公転周期が約30年なのに対して、木星は12年。要するに幸せな時間が過ぎるのは苦労の時間より三倍くらい早いというわけです。よくいわれる「幸運の女神には後ろ髪がない」というのはこのことです。つまり、木星のチャンスをしっかり掴むためにはよく暦を観て、そのピークに合わせて行動する…このように計画性と緻密な準備が必要なのです。

4日(水)は現在山羊座を通過中の愛の星=金星が火星にセキスタイル(60°)を形成します。これは愛のチャンスです。こちらもこのアスペクト(星同士の関係)を作るのが午前0時47分ですから、数日前から計画を練っておく必要がありそうです。4日(水)は午後12時26分に月が金星とセキスタイル(60°)を作るまで、いい流れが続きます。しかし、午後から、特に午後3時2分に愛の星=金星がジェラシーを意味する小惑星=ジュノーとスクエアを形成しますから、話が面倒になる暗示です。この日の午後には、大切な人とはあまり会いたくないものです。

5日(木)は月が土星、冥王星とセキスタイル(60°)。シリアスな問題を煮詰めるにはいい日取りです。ただ、この日の始まる午前0時18分に月が海王星と合(0°)を作っていますから、そもそもその話の前提が間違っていないか?確認してから進める必要はあるでしょう。

6日(金)は重要な天体のメジャーアスペクト(星同士の関係)はほぼなく、結論がまとまりにくい日です。

7日(土)は月が太陽にトライン(120°)の安定の日です。これから満月に向かう前のトライン(120°)ですから、計画中のテーマにより力を入れるにはいい配置です。

8日(日)は射手座の太陽が欺瞞を意味する惑星=海王星とスクエア(90°)の凶座相を作ります。思い違いや勘違い…など、真実が見えにくい時です。しかし、日没後、月が木星とトライン(120°)、天王星と合(0°)をつくります。海王星の影響も考慮すると、映画や音楽鑑賞など、心を揺さぶられるような刺戟を求める方にはうってつけの日になるかもしれません。冒険することによって、新たな世界の扉を開くこともあり得るでしょう。

DEC 2 2019

瑛利奈

(C)ELINA

 

 

 

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