週末…土星、海王星の懐へ

11/4~11/10

太陽が蠍座の第二デークに入った今週。連休最終日の4日(月)は水瓶座の半月から始まります。これは…一週間前に新月だった月齢が満月までのちょうど半ばにさしかかったことを表します。週の前半、月も太陽にスクエア(90°)と不調和ですが、その他の惑星も不調和なものが多く、時の流れもちょうど曲がり角へさしかかってきたようです。

5火(火)は午後7時27分、天秤座の火星が山羊座の冥王星にこちらもスクエア(90°)を形成。午前1時27′に月が火星とトライン(120°)の調和座相を作りますが、その後、戦いの星である火星を冥王星が刺戟して太陽系の配置もイライラが増してきます。同時に水瓶座の第三デークへ度数を進めた月は義務を表す小惑星=ベスタと知性の惑星=水星とT字スクエアに。こちらの方は…繊細で感じやすい水星がベスタからのプレッシャーでさらにピリピリといった感じです。

6日(水)、午前8時7分に月が蠍座と親和性のある魚座へ移動して、ようやく事態が落ちつくことに。

7日(木)は魚座の月が蠍座の太陽とトライン(120°)を作って、水のサインが世の中を支配します。水のサインのみなさん(蟹座、蠍座、魚座)にはラッキーディです。また、水に関する出来事がスムーズに運ぶ日です。「愛情」や「感情」など、「心の問題」も水のエレメントが所管していますから、繊細なアプローチが功を奏するでしょう。また、最近は水の災害が非常に多いですが、こういった問題に関してもいい解決策が見つかるかもしれません。

8日(金)は日没後、8時48分から月が牡羊座へ入場。この少し前から調整の小惑星=パラスも射手座へ入ります。一週間の営業時間が終わって、問題へのアプローチに少しずつ変化が…。「大胆だったり、斬新な策もこれからはいいかもしれない」という暗示です。週末、少し研究ですね。

9日(土)、午前2時台に太陽が土星にセキスタイル(60°)、海王星にトライン(120°)と、相次いで好調座相を形成していきます。その後、土星と海王星がセキスタイル(60°)を形成。ひさびさ重要な天体同士の、なおかつ安定感のあるアスペクト(星同士の関係)です。土星という現実の惑星と、海王星という理想と自己犠牲を表す惑星がいい関係になる…ということは、このところ模索していたテーマに一定の落としどころが見つかる…と考えていいでしょう。長い視野に立てば、多少の妥協や損失もそれなりの意味がある…と私達は考えるのかもしれません。

10日(日)、今度は知性の惑星=水星が秘密の暴露を意味する準惑星=冥王星とセキスタイル(60°)を形成。何らかの秘密が明らかになるのかもしれませんね。あるいは、行き詰まった問題に新たな解決策を考えるのかも。

今週は…一週間を見渡してみれば、「前半は問題点を感じてイライラ。後半は何らかの譲歩をして、安定した状況を作っていく一週間だ」と読めますね。先週から水星も逆行しています。感情的になって、つまらないことで怒ったり、投げ出したりしないように、粘り腰で対応したほうがよさそうです。

NOV 4 2019

瑛利奈

(C)ELINA

 

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