令和初!土星順行へ

9/16~9/22

先週首都圏へ上陸した台風15号の被害に遭われた方々、深くお見舞い申し上げます。ここ「瑛利奈の山手タロット館」がある横浜山手は…三浦半島から東京湾へ抜けた台風15号の通り道になってしまい、隣のマンションの屋根の庇が飛ぶなど、軒並み大きな被害が出ました。台風が過ぎ、その被害の大きさに恐怖と驚きがまだ醒めやらぬ現在ですが…。まだ今週一週間は秋分は訪れず、国土災害が多い夏至図の支配下にあり、なんとか凌いでいかなければならないようです。

満月を過ぎた16日(月)、大きな天体のアスペクト(星同士の関係)はなく、牡羊座の月が午前11時29分には土星とスクエア(90°)の不調座相、午後4時28分には木星とトライン(120°)の好調座相を作るのがこの日の二大イベントになります。手短にいうと、午前よりも午後の方がラッキーということです。

17日(火)も重要なアスペクト(星同士の関係)は少なく、午前1時2分に月が冥王星とスクエア(90°)の不調和、午前1時54分に水星が預言者の彗星キローンとオポジション(180°)を形成して、物事の真相が見えにくい一日になりそうです。

18日(水)は午後5時46分、逆行していた土星が順行し始めます。土星が逆行を始めたのは令和になる前日、2019年4月30日からです。つまり令和という年号は…土星が逆行している状態でスタートして、いまだ土星が順行したことがないのです。土星は太陽系の「警察」のような秩序を司る惑星です。となると、今までの令和の期間は…土星という「警察」が半分夏休みだったのか?あるいは、特別なイベントにエネルギーを割かざるを得ない状態だったのか?あまりうまく機能していない状態だったのです。18日(水)は午後5時46分をもって土星の半休も終わり、警察署長が「ビシビシ行くぞぉ~!」とカツを入れ始めることになるのです。しかし、土星も…順行し始めた当座は不慣れなことも多く、ステーションという、いったん止まって向きを変える作業を完了してから順行に入るので、いつもの体制に入る前にちょっと安定感を欠くかもしれません。しかし、この日を機会に経済や政治状況は次第に先が見えるようになるはずです。

19日(木)は牡牛座の月が乙女座の火星、太陽、山羊座の冥王星とグランドトライン(正三角)を作って安定した一日になるでしょう。

20日(金)は午前0時53分、乙女座の火星が山羊座の冥王星にトライン(120°)を形成。改革を表す激しいアスペクト(星同士の関係)の上に、前日のグランドトラインとほぼ重なるため、19日(木)から20日(金)にかけて、いろんな物事が次のステップへと前進するかもしません。

21(土)~22日(日)の週末は…前日の動きとはガラッと変わり、理想主義の天体である木星や海王星が前面に出てきて、夢見心地の週末になりそうです。特に22日の午前1時43分、射手座の木星が魚座の海王星にスクエア(90°)を作ります。超理想主義のふたつの天体は…せっかく土星が前向きに動き出した現状認識をまた実現不可能な幻想の世界へと押し戻してしまうことになります。ただ、株価やオイルマネーなど、人々の思惑が大きな影響力を持つ世界では明るい予測と誤解される可能性も。

今年の秋分は23日(月)の午後になります。今週は今年の夏至図が占める最後の一週間になります。みなさんも過去三ヶ月の出来事を思い出して、総仕上げの期間にするといいでしょう。

SEP 16 2019

瑛利奈

(C)ELINA

 

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