新月、緑の勢いが増すとき

6/3~6/9

週明けの3日(月)は新月ですが…。昼過ぎ、午後12時41分に牡牛座の22度まで度を進めてきた金星が山羊座の冥王星とトライン(120°)の調和座相を形成します。これは愛の星=金星の牡牛座での最後の重要なアスペクト(星同士の関係)になります。金星がいる牡牛座さんはもとより、他の地象サインの乙女座さん、山羊座さんにとって、今シーズン最後ともいえる愛のチャンス…といっても過言ではないかも。寂しいことをいうようですが、後悔しないように今からでも頑張るべきでしょう。愛の星=金星が牡牛座にいるのは9日(日)の朝までですから、長めに見て週末までには動いておくことです。しかし、3日(月)に金星がトライン(120°)のアスペクトを持つ相手の惑星、冥王星はセミマレフィックスといわれる半凶星ですから、現在までにチャンスを掴んでいる方は逆にそれが持続することを願って、下手に刺戟しない方がいいかもしれません。現状に不満を抱えていて、なんとか覆したい方は…地象サインならずとも逆転を狙うチャレンジに出るべきです。

3日(月)午後7時1分に新月が訪れます。月のサイクルがリセットされて、これから増光期に入るのです。増光期はすべてのものが育つ時期。特にガーデニングなど植物を育てたい方には最高のタイミングでしょう。今回の増光期は6月17日の午後5時30分の満月までの期間になります。

今週は先週に引き続き、太陽の惑星とのアスペクト(星同士の関係)がまったくない一週間ですが、先週よりもさらに、小惑星とのアスペクトもベスタとのセミスクエア(45°)と少ない状態です。

5日(水)午前5時4分に今まで双子座を通過してきた水星が蟹座に入ります。今週の惑星達のなかでは水星がいちばん活発にアスペクト(星同士の関係)を持っていますが、7日(金)の夜11時過ぎには天王星とセキスタイル(60°)の好調座相を作ります。あいにく週末にさしかかってしまいますが、良いアイディアがざくざく湧きそうな配置ですね。セキスタイル(60°)は「努力すれば手に入る」アスペクト(星同士の関係)ですから、あなたも何か得たいものがあったら、目的を絞って、意志を強く持ち、行動することが大切です。ちなみにテーマは水星ですから「勉強する」ことも「行動」のひとつです。

9日(日)、午前10時36分、愛の星=金星は牡牛座を去り、双子座へ入場します。また、この日は月が乙女座にいますが、天王星とトライン(120°)、水星とセキスタイル(60°)など、好調座相が多い一日です。新しい場所へ出かけてみたり、旅行の計画を相談したりなどすれば、楽しい日曜日になるでしょう。

今週は…比較的落ちついた一週間になりそうです。太陽が通過中の双子座さんを始め風象サイン(天秤座、水瓶座)の方も追い風とまでは行きませんが、行動しやすい時です。もちろん、その他の方もポジティブな気持ちで新たなことにチャレンジしてみるといいでしょう。

JUN 3 2019

瑛利奈

(C)ELINA

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