スタートは5日の新月から

4/1~4/7

今週、週明けは4月の初日となりますが、今年度の始まりでもあります。それ以上に大きなニュースとしては…午前11時30分の新元号発表です。しかし、星の上では今週も相変わらず太陽のメジャーアスペクト(重要な星同士の関係)はなく、むしろ3月6日に逆行を初めて、28日に順行に帰った水星が過去の復習のように同じ位置を、今度は順行で通過して過去の出来事を上書きしていきます。

1日(月)午後12時1分、水瓶座の月が射手座の木星をセキスタイル(60°)の好調座相を形成して、穏やかな日となります。その後午後12時直前に月は魚座へと移動します。

2日(火)、順行の水星が海王星と合(0°)を形成。これは3月25日に水星逆行時に起きたアスペクト(星同士の関係)のやり直しです。これにより、3月25日に決めたことが覆ったり、さらに似たような不祥事や事件が重なることも。翌日の3日(水)、今度は魚座を通過中の月が海王星、水星に相次いで合(0°)となって、前日の問題にダメ押しをするかのように事態を広げるでしょう。

4日(水)はジュノーとベスタという凶意が強い小惑星の動きが目立つ一日です。深夜から昼にかけて、ベスタと月が牡羊座へ入場します。ベスタは祭壇に供えられたかがり火を意味し、神に捧げられた生贄を象徴する小惑星です。これが月とともに火の象である牡羊座で合(0°)になるわけですから、生贄や犠牲の正体が議論に上ることになります。同じ日、権利の主張を意味する小惑星=ジュノーが調整の小惑星=パラスにトライン(120°)の好調座相を作ったり、また、闘いの惑星=火星が賢者、予言者を表す彗星=キローンとこちらはセキスタイル(60°)の好調座相を形成します。さらに、牡羊座の月がベスタ、キローンに合(0°)で重なります。これは…ケンケンガクガクの内容を含む議論が体よく理屈を付けて押さえ込まれる様を表すのかもしれません。4日(水)に新たな提案をしたいと思っているあなた、それは…相当波紋を呼ぶと考えた方がいいかもしれませんね。周囲に問題意識を呼び起こしたい場合はいいチャンスとなります。

5日(金)は太陽、月が牡羊座の15度に入って、新月です。ここでようやく本格的に新年度のテーマがスタートすることになります。新月に願を掛けたい場合は今後一年のタームを視野に入れて考えるといいかもしれません。

6日(土)午後10時過ぎ、月が牡牛座へ入ります。ご承知のように牡牛座の若い度数には改革の星=天王星がいます。翌日7日(日)午前1時8分、月が天王星に合(0°)になり、新しいことを求める気持ちがさらに高まるでしょう。日曜日なので、初めての場所へ出かけたり、珍しい体験を試みたりしたい気分になります。その後、午後6時17分、知性の星=水星が土星とセキスタイル(60°)に。冒険や試行錯誤は週の終わりを以て、形ある「何か」となって確固たるあなたのものとなるでしょう。

APR 1 2019

瑛利奈

(C)ELINA

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