3/18~3/24
今週の最大のイベントは…何といっても21日(木)の春分でしょう。春分とは、年に一回太陽が牡羊座の0度へ回帰する日。そして、日本の国のチャートが書き換わる日でもあります。21日(木)の午前6時58分に太陽が牡羊座の0度へ入場しますが、今年の春分は満月でもあります。満月とは…物事が成就したり、結果が出る日です。太陽と月がきれいにオポジション(180°)になるのが午前10時42分。まさに21日(木)は季節の節目であると同時に運命の変わり目でもあるのです。
21日(木)午後は…これと同時に愛の星=金星が重要な二つのアスペクト(星同士の関係)を作ります。午後5時7分には火星とスクエア(90°)の不調和座相を。午後11時16分には木星とセキスタイル(60°)という調和座相を形成します。
前者=金星が火星にスクエア(90°)の方は…昨年(2018年)6月に獅子座(金星)と水瓶座(火星)で、オポジション(180°)でお互いに向かい合っていた金星と火星でしたが、双方ともに逆行を経験しながら、金星が火星に対してちょうど4分の1の位置まで追い上げてきた形なのです。金星は愛情運の惑星、火星は男性性を象徴する惑星です。愛情問題を見極めたい金星の方が火星に追いつくまで、「今後どうしようか?」と見極めを付けたいポイントに達したということになります。金星の度数は=水瓶座23度、牡牛座の度数は=牡牛座23度ですから、水瓶座と牡牛座の攻防戦、もう少し広げると、これに獅子座、蠍座を加えて、そろそろ愛情問題の答えが欲しくなってくるタイミングなのです。度数は双方とも23度と第三デークですから、このへんに太陽や金星を持つ方は…追い込まれた気持ちになるかもしれません。
また、21日(木)午後11時16分には金星が木星とセキスタイル(60°)という好調座相を作ります。金星と木星は幸運を掴むには最強のパートナーですから、これは今年の1月22日以来のハッピーなオーラに包まれる日となります。金星の度数は前述の水瓶座23度、木星は射手座の23度です。
今週の星の動きは21日(木)のイベントが一週間を支配するといっても過言ではありません。時間的に前後しますが、18日(月)~20日(水)の間は前回説明した小三角を描く魚座の水星、牡牛座の火星、山羊座の土星、冥王星が互い違いに好調角を作ります。これは仕事や勉強、またスポーツなどでピッチを上げたい人、確実な結論に落とし込みたい人などにラッキーです。
春分以降は比較的ニュートラルな星の配置です。23日(土)は太陽が彗星のキローンと合(0°)、金星が小惑星パラスとトライン(120°)を形成します。キローンもパラスも預言者やアドバイザーを表しますから、知識ある人の言葉に耳を傾けたり、専門書を読んだりすれば、新しい世界に開眼するかもしれません。
その後、24日(日)は権利の主張を意味する小惑星ジュノーがスクエア(90°)で頑張る日ですので、親しい人の間でも、日頃の不満を口にしたりすると大騒ぎになる可能性かあるので注意しましょう。
MAR 18 2019
瑛利奈
(C)ELINA