2/11~2/17
北極から南下してきた寒波のため、あいにく大変寒い連休となってしまいましたが、先週は太陽&木星が合(0°)という今季最高のラッキーなイベントがありました。
さて、週が明けて…今週の太陽は重要なアスペクト(星同士の関係)を持ちません。11日(月)は小惑星=ジュノーが牡牛座から双子座へサインを変えます。ジュノーは「権利の主張」を意味する小惑星ですが、今までの牡牛座という金銭を支配する、そして、フィックスドサイン特有の「頑固で独断的な性質の牡牛座」から「多様性と対話を重んじる双子座」へ移動することになります。小惑星=ジュノーは利害の対立や愛情問題のこじれなど、私達にとって身近なトラブルに関わりの深い星ですから、今までの閉塞感に少し新しい風が吹き込んでくる可能性があるかもしれません。
また、その後、重要な動きを見せるのは…「エネルギーとアクション」を意味する戦闘的な惑星=火星です。13日(水)午後2時30分に火星が天王星と合(0°)を形成します。火星が合(0°)を作るもう一方の惑星、天王星は火星以上に激しい破壊的なパワーを持つ惑星です。一般的には「革命、改革」などの意味を持ちますが、クレイジーで突然変異するような読めない星でもあるのです。合(0°)を作る度数は牡羊座の29度。合(0°)のオーブ(許容範囲)は約8度ですから、2月1日ごろから火星は天王星にジワジワ近づいていたことになります。もちろんトラブルに要注意のアスペクト(星同士の関係)ですが、これまでのモヤモヤに何らかの結果が出るタイミングでもあります。
14日(木)は…午後7時51分、火星が牡羊座から牡牛座へ入場します。火星が牡羊座へ入ったのは今年の1月1日ですから、もしもあなたがこのあたりから火星に悩まされていたのだとしたら、14日(木)を以て、この悩みは過ぎ去っていくでしょう。太陽が牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座の方の中にこれに当てはまる方がいると思います。ここが長い闘いの日々の終わりです。
14日(木)は…バレンタインデーなのですが、今週のこれまでの星の配置は「権利の主張」や「怒りの爆発」など、あまり愛の演出に役立ちそうなものはありませんね。お相手にプレゼントを渡して告白したいのなら、14日(木)の午後7時51分以降に照準を合わせるしかないですね。愛する人との間に疑念やシコリがある場合は、さらに前日までに自発的に大きな動きをとるべきではないでしょう。あなた自身が別れたい場合や、相手を特定の人と別れさせたい場合は別ですが…。
その後、17日(日)は午後5時44分、愛の星=金星が海王星とセキスタイル(60°)の好調座相を作ります。意味は…献身的愛と純愛…。海王星はイマジネーションの惑星ですから、巧みな演出や雰囲気作りが功を奏するでしょう。17日(日)は午前0時過ぎからすでに月が海王星とトライン(120°)という吉座相を作って雰囲気を盛り上げ始めますから、日曜日は…一日を通じてロマンに満ちた日となるでしょう。
FEB 11 2019
瑛利奈
(C)ELINA