1/7~1/13
6日(日)は日本で観測できる部分日食がありました。今週は…6日の日食と21日の月食に挟まれた、いかにも居心地の悪い一週間となります。
7日(月)は未明に今まで逆行していた天王星が順行に変わります。これは…天王星の凶意を恐れる私たちにとってはいいことなのですが、各惑星が順行から逆行、逆行から順行に変わるポイントはステーションといって、グンとその惑星の衝撃が地球へ伝わるのです。1月3日に熊本で震度6弱の地震がありましたが、これにも天王星が少なからず影響を与えているはずです。
7日(月)午後8時過ぎには…愛の星=金星が射手座へ入ります。現在、オールマイティの幸運星=木星は射手座の13度にいますから、金星が木星を追う形となり、これは文句なく幸運の印です。しかし、金星が木星に追いつくにはあと二週間以上かかりそうですが…。太陽や金星が射手座のあなた。加えて牡羊座、獅子座の方にとってはまたとないLOVEチャンス、同時にMONEYのチャンスともなりそうです。
8日(火)~9日(水)は総じてイライラが募る日です。正月休みのしわ寄せからか?8日(火)は手早い処理を求めがちなり、ミスが多くなりそうです。交通事故やケガ、オーバーワークにも注意が必要です。
9日(水)はノルマや納期など、仕事へのプレッシャーから双方で言い分が対立してしまうことも。過剰な責任感に押しつぶされないよう、自信を持つことです。
11日(金)は山羊座を通過中の太陽が冥王星と合(0°)を作ります。太陽も冥王星も度数は山羊座の20度57分ですから、すでに山羊座の3分の2を過ぎたことになります。冥王星の公転周期は248年と非常に長く、最初に山羊座へ入場したのは…2008年1月26日。すでに10年以上が経過しているのですね。また、太陽の公転周期は365日=一年。つまり、毎年一度、太陽は冥王星と合(0°)を作っていることになります。喩えていえば、「太陽という現CEOがフィクサー(冥王星)宅へ挨拶に出向いて、今年の方向性についてお伺いを立てる」こんなところです。今回の太陽と冥王星のアスペクト(星同士の関係)は合(0°)ですから、良くも悪くも互いの意思をどっぷり受け入れて、ズブズブ状態…の模様です。そんな意味深な言い方はやめて!ですって?冥王星は秘密主義ですから、この会談の結果、とんでもない爆弾をしかけている可能性もあるでしょう。
週末は12日(土)の夕刻から月が牡羊座へ入ります。これが13日(日)になって、山羊座の水星、土星に相次いでスクエア(90°)の不調座相を作っていき、夜半になって、水星が土星と合(0°)…。気分が沈むアスペクトです。今後の世の中の動向や、自分への評価など、悪い方にばかり考えてしまうように土星が陰で操るのです。今週末は「土星のバイアスがかかっているぞ!」と自覚しながら、あなた自身の感情をうまくコントロールしていくことが大切です。逆に、これを現状再チェックのチャンスと前向きに捉えるのもいいかもしれません。
私たちは…この世界はどこまでも続く平地のような気分で生活していますが、地球は銀河系宇宙とともに大宇宙の中を螺旋を描いて進む球体なのです。視点をひいて、自分自身を俯瞰で見てみれば、私たちが住むこの地球がどんな環境の中を通過しているのか?大きなイメージを抱くことができるはずです。この居心地がいい地球もたまには大きく揺れることもありますから、動揺しないようにするといいでしょう。
JAN 7 2019
瑛利奈
(C)ELINA