8/27~9/2
26日(日)には…太陽が天王星、土星に相次いでトライン(120°)の調和座相を形成しましたが、その後は「この勢いが続くだろう!」と言わんばかりに、今週の太陽は取り立てて重要なアスペクト(星同士の関係)も作らず余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)です。
8月7日から天秤座へ入った愛の星=金星はその翌日、8日に火星とトライン(120°)といういい座相を作ってから、これといったラッキーなアスペクト(星同士の関係)に恵まれず、27日(月)には山羊座の冥王星に遮られてスクエア(90°)を形成。その後、今週の月(MOON)は魚座から始まって金星の反対側を通過するので、愛の星、金星にはもうひとつチャンスが回ってきません。逆に9月2日(日)にはパートナーに対する抗議を表す小惑星、ジュノーとインコンジャクト(150°)というストレスの関係を作ります。今週は愛情問題に関しては我慢のときのようです。
一方、6月27日から逆行していた火星が二ヶ月ぶりに順行に向きを変えます。度数はちょっと山羊座に足を突っ込んだ形の28度です。ここから約二週間ほどかけて火星は山羊座の最後の度数を通過していきますから、地象サイン(山羊座、牡牛座、乙女座)の方にはやり残した仕事のピッチを上げるにはいい機会です。
31日(金)午前10時27分、月が牡牛座へ入ります。これで月、太陽と火星、土星、天王星、冥王星の計6個の天体が地象サインとなります。特に太陽、月、土星、天王星はグランドトラインという正三角形を形成して、安定感は抜群。むしろ、この流れを変えるのが難しいほど太陽系を支配してしまう感じです。地のサインに太陽など、重要な星を持つ方には非常に過ごしやすい季節になる…といえるでしょう。しかし、太陽がその他のサインにある場合もひとつや二つは地象の天体があるはず。今週はその天体をピックアップして、そのテーマにフォーカスする作戦もいいかもしれません。「太陽系全体があなたのその問題を後押ししてくれる」…こんなイメージを頭に思い描けば、力が湧くのではないでしょうか?
AUG 27 2018
瑛利奈
(C)ELINA