月食と日食の狭間で

2/5~2/11

韓国で平昌冬季オリンピックが始まる今週、太陽系の星の配置は幸いテンションを孕(はら)んではいないようです。週前半は大きな星のアスペクト(星同士の関係)はなく、惑星の関わる相手は…パラス、ジュノー、セレス、ベスタと小惑星のみ。調整~権利の対立、そして、落としどころを見つける動きへと日々、細かく変化していくでしょう。

今週、初めての大きな惑星間のアスペクトは…7日午前10時35分の金星、天王星のセキスタイル(60°)です。金星は愛の星、天王星はラブロマンスのハプニングを演出する自由奔放な惑星ですから、バレンタイン前のいまとしては夢を広げる絶好のチャンスを作ってくれます。具体的にどんなことが起きるか?というと、過去の常識を覆す方へ世の中の雰囲気が変わってきたり、先陣を切って自由な行動をとる勇気ある人が現れてくるなど、私達に「やれば出来るんだぁ!」と思わせる流れが出てくることも。

8日(木)は蠍座の半月。1月31日の月食と来るべき2月16日の日食のちょうど中間点になります。つまり…今週は月食と日食に挟まれた少しおかしな時期…というわけなのです。こんな時にオリンピックが開催されるのも「なんだかなぁ…」という気持ちでもありますね。

9日(金)は太陽が冥王星とセミセキスタイル(30°)、土星とセミスクエア(45°)と小幅な動きです。しかし、夜明けごろ蠍座の月が木星と合(0°)という幸運なアスペクト(星同士の関係)を作ります。これは…蠍座、蟹座、魚座(特に第三デーク生まれ)の方にはチャンスとなるでしょう。

11日(日)午前8時18分、金星が魚座へ入場します。これでさらに蟹座、蠍座、魚座の水象グループにチャンスが!ただ、金星がもたらすチャンスは愛と調和ですから、オリンピックなどの試合に勝てるとも限りません。何故なら試合は戦いですから。同じくこの日の午前8時20分、太陽が木星とスクエア(90°)の凶座相を形成。幸せを過信すると失敗する暗示です。特に太陽側のサイン、水瓶座。続いて、牡牛座、獅子座に影響が強いでしょう。また、水象グループには…この日から金星が魚座を抜けるまで、愛のチャンスが増えることになります。

FRB 5 2018

瑛利奈

(C)ELINA

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