8/21~8/27
今週は…22日(火)に日食を控え、不穏な空気の中で週明けを迎えます。しかし日食を除けば、その他の星の配置はむしろ順調。21日(月)未明に火星、木星の熱気を帯びたふたつの惑星がセキスタイル(60°)という精力的な…むしろ火に油を注ぐようなアスペクト(星同士の関係)を形成します。また、午後には太陽が天王星とトライン(180°)という「転換のチャンス」を意味する好調座相を作ります。太陽、火星、天王星ともにみな火象サイン中にありますから、行動力とパワー全開の勢いある配置…と言っても過言ではありません。
22日(火)は8月8日の月食のあとを継いで日本時間、午前3日21分に皆既日食が…!日本は夜間のため、掛けていく太陽を観測することはできませんが、むしろ日食は私達の頭の上で起きなくてラッキーといえましょう。今度の日食は…北アメリカでは皆既日食として、オレゴンからノースカロライナまでアメリカ合衆国を横断することになります。ワシントンDCやニューヨークでも太陽の80%が欠ける、非常に大きなイベントとなります。
日食と同じ22日(火)午後10時過ぎ、幸い火星と土星がトライン(120°)という安定座相を作ります。火星、土星の二大凶星が仲良くしてくれているのを確認して、まずはホッとひと息というところですね。
今週の太陽系はさらにイベント満載です。8月23日、午前7時21分、過去一ヶ月間、獅子座を通過していた太陽が乙女座へ入場します。いよいよ夏の終わりが近づいてきた感じです。これを機に私達の関心事や生活感情なども変わっていくでしょう。
24日(木)はこの流れを受けて新しい夢やビジョン、システムなどについて、今までとは違うアドバイスに耳を傾けたくなる日です。生活の方向性を微調整するには最適な日となります。
25日(金)は…日没後、今年の4月6日から逆行していた土星が順行に向きを変えます。逆行よりも順行のほうが土星のいい面が発揮しやすくなるので、喜ぶべきことではあるのですが、一時的に煽りを受けるケースもあります。土星がいつものペースを取り戻すまで、私達もこの世界がギクシャクしないよう、慎重に見守る姿勢も必要かもしれません。
26日(土)には愛の星、金星が獅子座へ入場します。獅子座を始め、牡羊座、射手座など、火のエレメントに重要な星(太陽など)を持つ方には朗報!流れが変わり初めて、愛のチャンスが訪れるでしょう。
27日(日)は午後9時過ぎに木星が土星とセキスタイル(60°)という調和座相を形成。これは…経済活動や財政問題が順調に伸びる暗示です。
今週は皆既日食を除けば、太陽系の配置はとても安定しています。ただ、気がかりなのはただ一つ。日食ですが…。これは…華やかに外へ向かってデビュー戦とは行かないものの、しっかりと足下を固める努力や、ハードのメンテナンス、新たなシステムの導入などを考えるには丁度いいタイミングなのです。派手さやウケを狙わずにトラブルに強い体制を整えるよう、コツコツと努力するといいでしょう。
AUG 21 2017
瑛利奈
(C)ELINA