1/16~1/22
先週のグランドクロスはカーディナルサイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の20°~22°で起きました。特に12日(木)の蟹座の満月は月=蟹座の22°を中心とするグランドクロスでしたが、この蟹座の22°というのは…ちょうど小池百合子東京都知事の太陽の度数にあたります。その後、豊洲の土壌汚染問題に新たな驚くべき数値が出るなど、小池都知事もこのグランドクロスの主役である天王星のテーマ「改革」のために、さらなる戦いに挑まざるをを得なくなっています。
先週のグランドクロス以降、今週の太陽は新たな刺戟を失って、消化試合のごとく山羊座中の最も老いた度数を通過していきます。18日(水)には、太陽は小惑星、ベスタとオポジション(180°)を形成します。ベスタは犠牲や生け贄(いけにえ)を意味する小惑星です。太陽がそのような意味を持つベスタとオポジション(180°)とは…人々に「もう犠牲を出してもいいから、この肩の上のお荷物を下ろしたいよぉ!」という気持ちにさせる…という意味です。ひどいことを言うようですが、みなさん!辛くても決して肩の上の荷物を投げ出してはいけません!弱音に負けて重荷を投げ出すと、あなた自身の過去の努力を水泡に帰してしまうことになるのです。つまり、今までの自分自身の夢や想いを裏切るのと同じことです。水曜日のモットーは「ベスタが呟く弱音に負けるな!」だと思ってください。
19日(木)は山羊座(太陽)の最終日です。同日、午後6時13分、火星と土星がスクエア(90°)という摩擦のアスペクト(星同士の関係)を作ります。火星、土星といえば、太陽系の二大凶星。有り難くない星の配置です。また、火星は魚座の23°、土星は射手座の23°と、今度はミュータブルサインでの出来事です。ミュータブルサインとは変移サインの意味ですから、ズルッと何事かが動いてしまう…このような事象に要注意です。特に物質的、物理的なところに注意を払うようにすることです。
1月20日(金)、午前6時19分、ようやく太陽が水瓶座へ入ります。それと同時に金星や冥王星、火星、水星などの動きも活発になり、沈滞しかかった世の中に再び活気が取り戻されていくでしょう。週末は…新たな太陽のサイン、水瓶座の中で金星や火星などの惑星が思い思いに活動し始めて、今まで期待さえしなかった理想や夢に私達は気づき始めるのかもしれません。
JAN 16 2017
瑛利奈
(C)ELINA