夕べは半影月食でしたが、私はうっかりと見逃してしまいました。一夜明けて…すっかり冬に逆戻りですね。
一昨日のことですが、秦野の水無川沿いで満開のさくらを見つけました。付近の木はまだまったく咲いていないのに、この小さな公園で二本だけすでに満開!ソメイヨシノにかなり似ていますが、花の色が少し白いようにも見えます。なんという品種なのでしょうね?
瑛利奈
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続いて3月9日の日食ですが…。かなり特異な星の配置になっていますね。下のホロスコープを見て頂けばわかるように、たくさんの星が魚座の太陽、月の周りに集まっています。また、驚くことに太陽、月は土星、木星とハードなアスペクト(星同士の関係)を形成したばかりというタイミングです。太陽、土星のスクエア(90°)は3月6日、太陽、、木星のオポジション(180°)は3月8日の夜と、かなりタイトなT字スクエアになっています。しかも射手座へ入ったばかりの火星も魚座の星の群れの先頭の方の惑星につられてT字スクエアに巻き込まれる形です。
結果、この日のホロスコープは太陽、月、水星、火星、木星、土星、海王星の計7個の天体がミュータブルサイン(変移サイン)にあり、おまけに日食の時間帯のASC、MCも双子座、魚座とミュータブルサイン(変移サイン)中です。ただでさえ日食は不穏なものですが、この偏った星の配置は何を起こすのか?少々気にかかります。
私はいつも「日食は不吉」といっていますが、不運は「怖れの気持ち」が招くといいます。必要以上に心配することはないですが、私の過去の経験から考えると日食前後に計画した物事は文字通り「日の目を見ないで終わる」ことが多いような気がします。また、現在の日本の運勢(冬至図)では…この日食は11ハウスという衆議院や議会を表すハウスで起きています。これでは何も決まらず、年度末を控えて困った事態となってしまいますね。しかし個人の場合は…3月9日の日食~4月に次の新月を迎えて月のサイクルがリセットされるまではあなたのアイディアを温める期間にあてたらいいでしょう。といいつつ、今のうちに「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ!」とバタバタしている私なのでした。
お約束の昨年九月の日食~月食(思い返せば月食の日でした!)のエピソードはすぐ書きますので、引き続きお楽しみに。
瑛利奈
3月9日(水)、日本時間午前10時58分頃を中心として日本でも部分日食を観測することができます。天文学好きの方にはワクワクするようなイベントですが、いつもいうように占星学では日食は不吉な兆候…。せっかく少し持ち直してきた世の中の情勢にまたもや暗い影を落とすのか!と、少々気にかかるところです。
下はNASAが発表した日食が起きる地帯を表した図ですが、今度の皆既日食の中心は日本の明石あたりから南下したちょうど赤道の真上あたりになるようです。先日もスマトラ島沖でM7.8の大きな地震があったばかりですし、地球への影響も気になりますが、最近の例から観ると…株価へ大打撃!ということが最も懸念されるところです。「瑛利奈の山手タロット館」の中のMENU、「瑛利奈の今週の運勢」を書くようになってから特に感じるのは…星の配置の吉凶があまりにもダイレクトに株価へ反映されること。投資家の心理が非常にナーバスなのは想像できますが、こんなにもあからさまにホロスコープと連動しているとは!予想以上でした。前回の日食は2015年9月13日でしたが、その後9月28日の皆既月食を経て次の新月までの約一ヶ月間、日経平均株価は昨年の最低値を打ち続けていたのでした。
また、前回の皆既月食に関しては非常に面白い話があるのですが、それが…タイミングを逸してしまって書かずじまいになっています。今回の日食を機会に次回是非書いておきたいと思います。みなさま、お楽しみに。
瑛利奈
夏を象徴する獅子座の日々も今日が最後となりました。今夜19時34扮をもって、太陽は乙女座へサインを変えます。夕べは、どこか遠くで雷が鳴っているのか?と思い、窓を開けてみると…東京湾のずっと先の方に花火が!こちらから見ると直径1センチくらいに小さな輪が開いたり、消えたりしていました。検索してみると、鶴見川の花火大会だったようです。
また、ずい分日が経ってしまいましたが、下は8月4日のみなとみらいの花火大会の写真です。この日は想像を上回る花火の数。寂しかった震災の頃を思うと世の中の雰囲気も変わったものです。
花火の話題は獅子座の時期を逃すと季節外れになりそなので、慌ててアップした次第です。
瑛利奈
6月上旬、非常に蒸し暑い日が続いた夜のことでした。外出していた私が家に戻ると…、玄関の前のフロアでひっくり返って足をバタバタさせている黒い虫が。どうせコメツキバッタだろうと思いながら近寄ると、なんと!コクワガタでした!私は急いで以前使っていた虫カゴ取りに部家の中へ。「コクワはまだいるかな?」と心配しながら玄関フロアへ戻ると…、まだいました!
クワガタのエサとクヌギフレークを未練たらしくずっと取っておいたのですが、つい先日潔く捨ててしまったところでした。とりあえず、コクワガタを捕獲して、カゴの中へ。翌日は大雨でしたが、中華街(いちばん最寄りが中華街でした)までクワガタ用のゼリーとエサ台などを買いに行ったのでした。
瑛利奈
「瑛利奈の山手タロット館」の掲示板「BBS Castle」にあるユーザの方から「ずーっと『運命の輪』が出ています」という書込がありました。『運命の輪』…最初は最終結果に、次に占ったときは「周囲の状況」、その次は「願望の行方」に。といった具合にいつも『運命の輪』が出てくるのだそうです。そうなると、たしかに『運命の輪』はこの方の今のテーマとなる重要なカードなのでしょう。彼女からその意味を質問されたのですが…。
私は対面鑑定を始めてから数えてみると、今年で30年になります。多分、「その時はまだ生まれていなかった!」という方も多いと思いますが、その長い30年の中で、記憶に残る『運命の輪』のカードが出現したことがありました。当時、私はまだ占い師になって2~3年くらいだったかもしれません。デパートで占っていたので、次から次へと通りすがりのお客様がみえて、個々のケースを覚えていられないような状態だったのですが…。
ある時、近くのビルにお勤めのOLの女性が「同じ会社に片想いの人(男性)がいる」というので、その恋愛の行方を占いました。事情をよく聞くと、その相手はもうすぐ関西の方へ転勤するそうで、また、転勤を機会に今付き合っている彼女と結婚することになっている」とのこと。普通に考えると「もう手遅れじゃないの!」としか考えられないのですが、ヘキサグラム(「瑛利奈の山手タロット館」、TABLEのMENUの恋愛占いのスプレッドです)を展開してみると、たしか…「周囲の状況」か?「願望の行方」か?に『死神』が出たのですが、「最終結果」は『運命の輪』でした。私はどう説明したらいいのかわからない気持ちながら「最後は上手く行く」ことをそのお客様に告げました。
その後、一年半ほどの年月が経ち、そのお客様がまたみえました。そして、彼女の第一声は「占い通りになりました!」と。私は前のことを思い出しながら彼女からことのいきさつを聞いていきました。その内容は—彼女の片想いの男性は転勤先でフィアンセと結婚したのだそうですが、上手く行かず、彼がまたこちらへ戻ってきた時はすでにバツイチになっていたのだそうです。占いに来たお客様の女性は「彼と付き合ってます!」とのことでした。このような「現場の声」とでもいうようなお話を伺うと、物事の展開は、常識ではあり得ないと思うようなことが現実にはあり得てしまうものなんだな」ということをつくづく感じます。タロット占いも一度占ったらそれっぱなしではなく、その後の展開を追っていくことができれば、いろんなことがわかってきます。
瑛利奈