街へ出ると、最近はハロウィンの飾り付けが目につくようになりました。ハロウィンのお祭りが日本に定着してきたのはごく最近のことのように思います。
しかし、日本のハロウィンはバレンタインデーと同じく、商店街や行政のイベントなどとして作られたものという感じがします。「瑛利奈の山手タロット館」の近くの元町でもハロウィンの日には子供にお菓子が配られるそうですし、山手の横浜市が管理している西洋館では今はハロウィンの展示がたくさん公開されています。
古い話になりますが、私が若い(笑)頃は—ハロウィンの夜になると白人の子供達(多分、アメリカ人だと思いますが)がマントを着てオバケの格好をしたり、入れ歯を着けるなどして我が家へもお菓子をもらいに来たものです。そんな生きた習慣としてのハロウィンが感じられないのは…何か寂しい気がします。
瑛利奈