私は「瑛利奈のThis Week」と題して、毎週一週間の運勢の予測をしているのですが…。6月17日に更新した「新たな夏至図がスタート」の中に21日(金)に海王星が逆行を始めることについて、「案外地殻変動などに与える影響は大きいのです。」との文言を書きました。私としては、いたずらに世の中に動揺を与えるようなことにならないよう、あっさりと一言で終わらせてしまったのでした。しかし、現実には21日(金)ではなく、6月18日(火)午後10時22分に山形県沖を震源とするマグニチュード6.7、震度6強の大きな地震が起きました。「瑛利奈の山手タロット館」を見て頂いている方々で山形県や新潟県にお住まいの方も多いと思います。被災されたみなさまに心からお見舞い申し上げます。話が運勢予測に戻りますが、「21日と18日では大きく外れているではないか!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、前後の星の配置を考慮すると…前日の17日の夜は満月だったのです。太陽、地球、月が一直線に並びますから、月の引力がトリガーになって海王星逆行の影響が数日早められたと考えられます。
そもそも海王星はどのくらいの周期で逆行したり、順行に戻ったりする惑星なのでしょうか?エフェメリス(暦)を観てみると、前回の逆行の日にちが2018年6月19日。約一年前になります。みなさんは覚えていらっしゃいますか?2018年6月18日に大阪府北部地震があったことを。そう!マグニチュード6.1、震度6弱の大阪府北部地震があったのは…前回の海王星逆行の1日前だったのです!さらに過去の記録を調べてゆくと、2016年11月22日の福島県沖地震(マグニチュード7.4、震度5弱)が起きた2日前の11月20日には海王星が逆行から順行に変わっています。またさらに遡って、2016年6月16日の内浦湾地震(マグニチュード5.3、震度6弱)の2日前、6月14日にも海王星は逆行を始めています。
海王星逆行はほぼ一年に一度、それが順行に変わるのも一年に一度です。2016年から現在まで、海王星がステーションして、順行から逆行へ、もしくはその反対に向きを変えたのは7回です。そのうち大きな地震が起きたのが4回…。確率が高すぎると思いませんか?また、2017年には日本でマグニチュード6以上の大きな地震が起きていませんが、それは…日本の春分図、夏至図、秋分図、冬至図など日本の国のホロスコープに地震災害の暗示が少ないためと思われます。
過去のデータを検証していくうちに、海王星だけではなく、その他の重惑星(外側の惑星)も関係しているケースもあることが分かりました。それについては次回書かせて頂こうと思います。
JUN 23 2019
瑛利奈
(C)ELINA