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S・Sさんから |
★私には離婚したと。。。でも結婚生活は続いていたのだ…。 |
S・Sさんは有料鑑定を依頼して下さったのですが、同じような悩みを持った方のためにQ&Aにアップして下さいと、おっしゃって下さいました。S・Sさん、ご厚意どうもありがとうございました。
最近、恋愛に関してショックなことがありました。 裏切られた内容そのものより、人に裏切られたという事実に対してショックでした。 不倫は女性が傷つくことが多いので、同じような悩みを抱えている方へのアドバイスにもなれば…と思っています。 彼とは*年ほど前に知り合いました。 彼の方からアプローチがあり、既婚者だとわかっていましたが、付き合うようになりました。 その当時、彼は奥さんと経済的な問題で諍いが絶えず、奥さんは頻繁に家出をし、離婚話も出ていたみたいです。 付合いはじめてからX年経って彼が「離婚した」と私に告げました。 その時は期待を持ってしまったのですが、少しして、共通の友人の話から、彼が実は離婚していないことを知りました。 離婚や家庭に関する話しは、彼もそれ以来全く話さなくなりました。 ロクな返事が返ってこないだろうと思い、私も彼に何も尋ねませんでした。 その状態がずーっと続いています。。 その後彼とはいろいろあって、現在は一日も早く新しい恋人を見つけたいと思っています。 でも、年齢を考えると新しい出会いのチャンスがあるのだろうか?という感じです。 ★これから私に恋愛〜結婚できるチャンスが来るのでしょうか? |
S・Sさん、こんにちは。瑛利奈です。 男の人の「嘘」というものは微妙なものですね。 私は占いなどをしているせいか、もともとそういう性格だから占いに興味を持ったのか解りませんが、どうも他人の嘘を探究してしまう傾向があります。 それでいつも煙たがられるのがオチなのですが。。。 雑談はともかくも、さっそく鑑定に入ります。--- S・Sさんの彼との相性や、占星学による今後の運勢を書いた前半部分は割愛します。 みなさんにとっていちばん関心がある、ふたつの質問--- +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ ★Q1.彼との関係は今後どうなっていくか?★ +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ ★Q2.今後恋愛結婚のチャンスはいつ来るか?★ +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ ---に問題を絞ってタロットの展開を解説しましょう。 ★Q2は特別、S・SさんにTABLEメニュでは仕事運のスプレッドとして使っている「ケルト十字法」で占って頂きました。 |
★1.彼との関係は今後どうなっていくか? さてカードの展開は--- ◆1. 過去---The Hierophant(法王)逆位置 |
◆1. 過去---The Hierophant(法王)逆位置
過去、S・Sさんは彼に愛されていたのですよ。
ただ、彼の愛のメッセージの受け止め方が下手でした。
チャンスを逃したこともあったのでしょう。
◆2. 現在---The Last Judgment(審判)
これは正位置ですよね?
いよいよ真実が解き明かされるときが来ました。
彼の結婚生活の実態、S・Sさんに対する彼の気持、よく言うと「解き明かされる」、悪く言うと「あばかれて」いきます。
◆3. 近い未来---Strength(力)逆位置
S・Sさんは真実をかいま見てしまって、怖くなります。
意外と思ったよりも障害は多く、愛を成就するのは面倒くさそうです。
ちょっと嫌気がさして疲れてしまうかもしれません。また、下手に積極的になるとすべてを失うと思い、慎重にならざるを得ません。
◆4. 対応策---The Devil(悪魔)逆位置
S・Sさんはどろどろした欲望を貫くことに疲れてしまい、悟りと心の平和を求めていくのです。
「あ〜、もうだめかも知れない」、ふとこんなことを考える毎日です。
◆5. 周囲の状況---Justice(正義)
これは彼の気持です。
彼はすべてを秤(はかり)にかけています。見ぎれいになったほうがいいのかもしれない、と。
このカードの意味は彼の今の状況を自分の想いで測ろうとせずに客観的な秤(はかり)を持ち出し始めた、ということです。
恋人にあるまじき態度ですね。
しかし彼はまだ結論を出したわけではないので、S・Sさんの気持ちを駄目押し的に打診してから最後の結論を出そうとしています。
◆6. 願望の行方---The Tower(塔) 逆位置
これはS・Sさんの気持ちを表すカードです。
絶体絶命のピンチだと思うようになります。そのような事件が起こるのでしょう。
また、期待するようないいことがまったく起きないまま、二人の関係は終焉を迎えるかのように見えます。
でも、S・Sさんがただ、そのように感じるだけかも知れません。
いまだかつて経験したことがない精神力を試されるときです。
環境や運命がS・Sさんの願望と反対のほうへ力を加えているのです。
対応策;悪魔(逆位置)からみるとS・Sさんは敢えてこの反対する力に抵抗しないことになるでしょう。
◆7. 最終結果---The Chariot(戦車)
そしてその後で勇気が湧いてきます。
この時が来るまで、こころに愛を秘めながら持ちこたえることが出来るでしょうか?
それとも逆境に耐えきれず、彼を手放すことにするのでしょうか?
どちらもあり得ます。
しかし、ここでいちばんのポイントとなるのは「S・Sさんの意思」です。
相手の意志に沿いたいのか、自分の意志を強く打ち出すのか、二つの選択があります。
S・Sさんの星からすると、燃え尽きてしまう可能性が強いです。
しかし、S・Sさんは黙ってみていると、踏みつけにされてしまいます。
自分の権利を主張して下さい。多少のいやな思いは覚悟の上で。
紛争の可能性があるときです。
★2.今後恋愛結婚のチャンスはいつ来るか? さてカードの展開は--- ★ケルト十字です。 ◆1. 現在の状況---The Sun(太陽) ◆1. 現在の状況---The Sun(太陽) S・Sさんは今好きな人がいます。 それはもちろん不倫ではあるが、彼のことです。 ◆2. 現在の行動---The Devil(悪魔) しかし今の彼に対してどうしたらいいのか、自信がありません。 それとも新しい男性に目を向けるべきなのか、不安でいっぱい。でも今のこの気持は捨てきれないのです。 ◆3. 理想---The Magician(魔術師)逆位置 いいチャンスが今後来そうな気配は見えません。 ◆4. 現実---The Star(星)逆位置 しかし今のままでは、あまりにも、寂しい。。。 ◆5. 過去---The Chariot(戦車)逆位置 S・Sさんの愛情面。過去に夢を賭けて努力した目標はボロボロに破れ落ちてしまった。。。 ◆6. 未来---The Tower(塔) 未来別ないい相手が現れるはずもないし、今の彼とのことにハッキリとした結論を出すこともできません。 どーしよう!という感じです。 ◆7. あなた自身---The Lovers(恋人) S・Sさんは若々しく、利発で外から見てとても魅力的です。 アプローチしてくる男性は多いはずです。 ◆8. 周囲の環境---The Empress(女帝)逆位置 しかし周囲は妻帯者や遊び人ばかり。 真面目な相手と出合う機会がありません。 ◆9. 願望の行方---The Moon(月) S・Sさんは新しい人を見つけようかどうか、迷ってばかり。 当分気持が整理できないでしょう。 ◆10. 結果---Temperance(節制) これは受容的なカードです。 二つの壺の水を混ぜています。 不倫の彼と、別な男性と、二つの愛を平行して育てていくことになります。 それによって、S・Sさんの愛情観も変わって行くでしょう。 このカードは「化学」という意味も持っています。 壺は二つのビーカーです。 二人の男性、複数の愛、これが化学反応を起こして、いままでと全く違う価値観に目覚めていくのです。 どう違うか、と言うと--- ---過去は二元論だったのです。 「あなたは妻を取るか私を取るか?」 「私は仕事を取るか?愛を取るか?」 このような考え方がこの時期から変化していきます。 人生には「二つのものが両立することも可能だ」ということが解っていくのです。 もしかすると彼はずっと前から同じことを考えていたのかも。。。 S・Sさんはニュートラルな感覚でありのままの現実を受け入れて、愛も受け入れる、打算も少々、「結婚と恋愛は違う価値観かな?」と感じるようになるでしょう。 疲れない愛はどういうものか?身をもって体験していくことになります。 ---ということですね。 でも、ここまで到達するのはそれなりのプロセスが必要なのですよ。 私は決してS・Sさんと彼は結ばれないだろうと言っているのではないですよ。 S・Sさんはこれから愛と結婚のチャンスが連続的に訪れる時期に入ります。 いまのような、惨めな気持で自分を評価する必要は全くないです。 大丈夫ですよ。 現実に起こること---神様の考えることはS・Sさんの発想を大きく上回りますから。 でも、まだやるだけのことはやっていないし、今の疑心暗鬼のまま、彼から手を引いたら、過去の*年間の人生が無駄になってしまいますね。 何が起きても怖れない! 現実をしっかり見ていけば何も怖くありませんよ。 実は私、S・Sさんにある約束をしました。 ---それは前のQ&A(Q&A18)も最後のカードは「節制」だったので、最後のカードだけ差し替えると言ったのでした。 でも、その約束を破ってしまった。ごめんなさい。 やはりどうしても最終カードは「節制」でなければならないのです。 タロットカードの必然性、主体性というものはすごいものですね。 1999.11.21 瑛利奈 |
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