K・Eさん、シビアな状況ですね。ご相談を受ける私も悩んでしまいました。
刻、一刻と過ぎていく「時」を止めたい心境でしょう。
回答が遅くなって申し訳ありませんでした。
K・Eさん、聞いて下さい。今のあなたに必要なのは「開き直り」です。
結果をおそれないこと」です。
悪い結果でも運命は甘んじて受ける、この覚悟があってこそ捨て身の対応もできます。
★ヘキサグラムです。
◆1.過去 ・・・ The Moon(月)
◆2.現在 ・・・ The Last Judgment(審判)
◆3.近い未来 ・・・ The Wheel of Fortune(運命の輪)
◆4.対応策 ・・・ Temperance(節制)逆位置
◆5.周囲の状況 ・・・ The Hanged Man(吊られた男)
◆6.願望の行方 ・・・ The Star(星)
◆7.最終結果 ・・・ The Hierophant(法王)逆位置
まず、お二人のホロスコープから見てみましょう。
K・Eさんは太陽が土星と合…0度で一緒にいる…で、とても真面目な方のように見受けられますが、反面情緒不安定的なところもありますね。特に、愛情に関しては迷いが多いようです。その上、本質的な真面目さが愛の迷いに、より懐疑的な態度をとらせます。嫉妬深さや女らしさも目立ちますが、自分自身の愛情をしっかり押さえないといたずらに感情的になって混乱するだけです。
彼の方は基本的には楽天的ですが、愛情を示す金星が変則YODというちょっと変わった形になっています。ホロスコープ上の天体がすべてループにもなっており、すべてのものごとに結論が出せない人です。その上結婚に関する実感がない「夢見少年」です。
困りましたねー。
人の心に縄を着けることは出来ないと一般的には言いますが、彼に決断をさせるにはこれしかないかも知れません。
ただ、相性としてはK・Eさんが彼を動かすのは非常に難しい、、、へたにあわてると彼が退いてしまうかも。
お二人の相性は相互に努力しないとうまく行かない関係です。ただ、彼はどうしてもK・Eさんを必要とします。ここに望みはありますが、引き裂かれる苦しみを経験して、また再会する縁です。
さてご質問のカード展開は…
◆1.過去 ・・・ The Moon(月)
「愛されているのかどうか不安に揺れ動きます」
4月に結婚を約束して親に反対され、5月にお見合いをしていたなんて。
彼の裏切りにK・Eさんの自信が崩れてしまいます。
不安から彼にすがりたい心境です。
◆2.現在 ・・・ The Last Judgment(審判)
「いまこそ告白のときです」
K・Eさんは「心配事や不満、ずっと聞きたかったこと」を彼にぶつけていきます。
◆3.近い未来 ・・・ The Wheel of Fortune(運命の輪)
「予想をはるかに裏切る劇的な展開」
二人の関係に環境的な変化が起きます。K・Eさんに転職の話が来たそうです。
思い切って転職して自分自身の才能に賭けたほうがいい結果がでます。
運を天に任せる度胸をもつこと。
やるだけのことはやったはず、彼を追わないで、突き放すべきです。
◆4.対応策 ・・・ Temperance(節制)逆位置
「ストレスから相手を許せない気持です。激情が吹き出しそう」
このカードは相互の気持の交流を表すので、連絡がうまく取れない暗示です。
こちらから断ち切っていくとも考えられます。
◆5.周囲の状況 ・・・ The Hanged Man(吊られた男)
「運命の鍵を他者に握られています」
この「他者」とは彼をさします。彼の運命のカギは親や見合い相手に握られているように見えますが、彼は自分自身の気持に見極めがつかないのです。
これはK・Eさんにとって「待つことのつらさを耐える愛」・・・ 待ちましょう!!!
◆6.願望の行方 ・・・ The Star(星)
彼は「過去最高の記念すべき相手です」。
「今は何もいいことがなくても信じて待つ」ことです。
彼との愛を否定したら、何を信じて生きていけますか?
◆7.最終結果 ・・・ The Hierophant(法王)逆位置
「そんなに悲観したものでもありません」
「当事者のあなたが両親や友人と同じことを言っていては先が思いやられます」
「過去のプロセスで忘れている伏線のようなものはないでしょうか?」
この「忘れている伏線」とはK・Eさんが彼とのお付き合いの上で私に相談できないようなひどいことを言ってしまった、とか、常軌を逸した執拗さで彼に迫ってしまったとか。
…その点を反省して改めて下さい。
私は彼の星を見て、どうしてもこれからすぐに結婚する人とは思えません。
無責任な言い方ですが、お見合い相手のホロスコープに「婚期」と出ていたのなら、彼女の運に引きずられて結婚してしまうこともあり得ないことではありません。
もしそうなった場合は3年後に離婚する可能性十分です。
K・Eさんは1999年の6月から婚期に入ります。
結婚式は2000年〜2001年でしょう。
彼の見合い相手との結婚を食い止められるか、否か、難しいところです。
彼の結婚生活とK・Eさんとの交際がダブる可能性も強いですね。
しかし、不幸は避けたいものですが。。。
K・Eさん、彼との関係をうまくやるには彼より精神的に優位に立つことです。
そのためには幾多の苦しみを自分自身で解決しなければならないですが。
そうすれば彼はあなたを頼ってきます。
瑛利奈
Nov 28 1998
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