占いの代価とは…?

前の記事、「コクワちゃん、熱中症に…!」を書いたあと、ふと思い出したのは…何ヶ月か前に友人に紹介されたお客様のことでした。その方は本を何冊か出版していて、ベストセラーにもなったことがある作家さんだということでした。彼女の書いたベストセラーは「ペットロス」をテーマとしたもので、その内容は…彼女が用事で海外旅行をしている間に大切なワンちゃんが不思議な死を遂げるというものでした。友人の説明では「そこから世の中で『ペットロス』という言葉が流行し始めた」とのことでした。そういえば、その女性がコクワちゃんがなくなる三日ほど前にまたいらっしゃって、私は彼女から「ペットロス」についての話をいろいろと伺っていたのでした。私はコクワちゃんを埋葬して、一段落するとともに「ああ、そういえば、これもペットロスのひとつなのかしら?」と気が付きました。ずっと飼っていた愛犬と比べるとコクワガタはあまりにも小さいですが、命にはかわりありません。

私は占いに関して、宿命論者ではありませんし、むしろそういうのを嫌っていますが、この時は弱気になっていたせいか?「これは占者として占った代価を要求されたのだろうか?」と感じたのでした。占いの仕事を始めた頃、師匠から「シンクロニシティ」という言葉を伺ったことがあるのですが、たしかにペットロスのテーマとコクワちゃんの死はシンクロしています。また、これは二十年くらい前ですが…こういうこともありました。知り合いの霊感師の方が目の前の人の顔に蚊が止まったのを見て「顔が痒くなった」とのこと。私は「そんな馬鹿な!」と思ったのですが、あるとき…顔の吹き出物の手術のことを占ったとき、そのあと、私の顔のちょうどその被占者の方と同じ場所にホクロのようなものができてしまったのでした。そのホクロはずっと残っていたのですが、かなり経ってから皮膚科へ行ったら取ることができました。

私はいろいろ占者として代価を求められてきたのかな?と思いつつ、支払えるものがあればそれはそれでいいか!と思ったりもしています。世間的な物欲や失うことを怖れていては、たしかに真実は見えないでしょうから。

瑛利奈

※ 画像は”degli Arcani Maggiori dei Tarocchi” より


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