9月1日の金環食とアンタレス

SE2016Sep01A9月は日食とともにスタートしました。猛威を振るった台風もまずは過ぎ去って、心なしか秋の空気が訪れたようですが…。すでに昨日になりましたが、9月1日午後6時8分、アフリカ~マダガスカル~南太平洋で日食、今回は金環食が観られました。左の図がそれぞれの時間帯に月が地球へ落とした影です。黒い部分がちょうど日食だったワケです。いつも書くことですが、日食は占星学的には不吉な暗示なので、仕事柄、ついついこの日食が落とす影が私達にどんな影響を及ぼすのか?が気になってしまいます。

日本で日食が中心部にさしかかる(目で見ることはできませんが)日本時間18:08のチャートがどんなものか?ホロスコープを作ってみました(下に参照)。乙女座9°の太陽。月は向かい側にある海王星とオポジション(180°)、ホロスコープの頂点にある火星、土星とスクエア(90°)で、T字スクエアを作っています。テンションがギリギリに締め上げられたような緊張感に満ちた形をしていますね。また、目に付いてしまったのですが、MC付近にいる土星の度数です。射手座の10°04′でフィックスドスター(恒星)アンタレスと非常にタイトに合(0°)になっています!アンタレスというのは古代ペルシャのロイヤルスターのひとつで、ちょうど蠍座の心臓にあたります。

アンタレスの性質は火星+木星といわれ、スケールの大きな成功を意味しますが、同時に取り憑かれたような執念による破滅を導く…ともいわれています。キーワードは「名誉と暴力」です。今回の日食ではこの恒星が合(0°)…。日本ではこの土星が位置する場所は9ハウスで、外国や宗教、哲学を意味するハウスです。ここで土星がアンタレスと合(0°)ですか!しかも日食の翌日の今日、午後12時18分に早速太陽が土星とスクエア(90°)を作りました。もともと太陽と土星はスクエアなんでしょ?ですって?そうそう、☆を観るとき、オーブ(許容範囲)というのがあって、今回の場合、太陽と土星は前日もスクエアの関係にはあったのですが、今日のお昼、オープ(許容範囲)0という正確なアスペクト(星同士の関係)を形成したのです。

土星は制限、保身を意味しますから、どうもアンタレスの良い方の性質…つまり、壮大な成功の性質を引き出すとは考えにくいですね。特に左の図で月の影になる地帯が気になります。日食の二週間後の9月17日(土)には次のイベント、月食が起こります。そして、次の新月が訪れるまで、ゆっくりと見守っていこうと思います。

瑛利奈

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